通天閣が伸びる? 長い避雷針設置で高さ5mアップへ

通天閣が伸びる?  長い避雷針設置で高さ5mアップへ

[写真]通天閣、長い避雷針設置で高さアップ。鯉のぼりを掲げた状態のイメージ写真(通天閣観光提供)

 大阪市浪速区の新世界に建つ国の有形文化財の「通天閣」は27日、避雷針の高さを3メートルから8メートルへ変更し、塔全体の高さを108メートルに伸ばすと発表した。通天閣観光の高井隆光副社長は「今年は60年の節目なので、108メートルにさせて頂きます」と話し、現在の2代目・通天閣の創立記念日となる10月28日には、1人210円で展望台へ入場できるプランも発表した。

タワー協議会の記念日に高さアップ

 高井副社長によると、「展望の日」は通天閣も加盟している「全日本タワー協議会」で「展望」の展を ten(10)に、「望」を棒=1に置き換え、2006年10月1日に制定されたものだという。

 また、通天閣は1912年に初代が建設されたが、近くにあった映画館からの延焼火災に巻き込まれ1943年に焼失。地元である新世界の商店主ら有志の尽力で、1956年に完成し、大阪のシンボルとして親しまれ、その2代目が10月28日で創立60周年を迎えるまでに至った。

避雷針の先に鯉のぼりなども

 「今年は節目の年なんで、108メートルにしました」と力説する高井副社長。その理由は108が「煩悩と同じ数」という説もあるが、これまでのTHE PAGE大阪の取材に対し「(神戸市の)ポートタワーと同じ高さになるんです」と話してもいる。

 また、その避雷針のいちばん先には、国旗や鯉のぼりといったものを掲げていきたいとも話す。節目の年を入場者らとお祝いしようと、10月1日には先着101人に同協議会のタワータオルを進呈予定だという。

 来年2月ごろまで、通天閣はこちらも60周年を記念して、ネオンの改修工事中だが、高井副社長は「60周年をいろんな形で盛り上げていきたい」と意気込みをみせている。