雅子妃の体調への気遣い、6月植樹祭の日程を短縮する案も

雅子妃の体調への気遣い、6月植樹祭の日程を短縮する案も

「令和」の皇室はどうなる?(時事通信フォト)

 かつての江戸城では、将軍が執務を行ない家臣が詰める場所が「オモテ」、将軍の私邸が「オク」と呼ばれていた。それに倣い、現代の宮内庁では長官を筆頭に事務を取り仕切る職員を「オモテ」、天皇陛下に仕える侍従長をはじめとした職員のことを「オク」と呼ぶ。いま、新時代の「オク」の体制に異変が起きているという──。

 皇太子が新天皇に、雅子妃が新皇后になる5月1日から、宮内庁の「オモテ」と「オク」が大きく変わる。

 皇太子夫妻は即位後もしばらくは赤坂御所(現在の東宮御所)にそのまま住み、皇居に通って公務を執り行なう。そこで宮内庁は、従来は皇居の宮殿で行なわれてきた行事の一部を、当面、赤坂御所で実施する方向と報じられた。宮内庁担当のベテラン記者が語る。

「今上天皇、皇后がご多忙でなかなか引っ越しの準備が進まず、退位後もしばらくは皇居・御所にお住まいになる。皇太子夫妻がそれに遠慮して、即位後も公務の一部も赤坂御所で行なうというお考えのようです。

 宮内庁サイドとしても、赤坂御所と皇居の往来を繰り返すことが雅子妃の負担になってしまう懸念があるでしょう。ただでさえ、即位によって環境が大きく変わるなか、雅子妃の体調を気遣うことが重要になる。皇居に移られるまでは、海外からの賓客との食事会など公務の一部をお住まいの場所で実施し、負担を軽くする配慮があるようです」

 次に注目されるのが地方公務の際の日程だ。

 雅子妃にとって、新皇后としての最初の地方での公務は6月2日に愛知県で行なわれる全国植樹祭になる。国民体育大会、全国豊かな海づくり大会と並んで天皇、皇后が毎年出席する「三大行幸啓」の一つだ。

 今上天皇と美智子皇后は例年、三大行幸啓には複数泊の日程を組み、開催県の福祉施設などを回って慰問や交流を続けてきた。

 新天皇と雅子新皇后の国民への“お披露目”となる愛知の植樹祭には約1万人が招待されており、即位を祝う人々の大歓迎を受けることが予想される。

「ただ、植樹祭の行幸啓日程を6月1日から1泊2日にする案も検討されているという。従来より訪問先は減ることになるが、雅子妃が療養しながらの公務になることを考えれば、あり得る配慮でしょう」(同前)

※週刊ポスト2019年4月19日号

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