自称「ポケモンGO日本代表」 海外ポケモンコンプの旅

自称「ポケモンGO日本代表」 海外ポケモンコンプの旅

145種類コンプリートを達成したカブキンさん

「最後の1匹を捕まえたのは、ロンドンでした。続けてきてよかった。本当にうれしかったですね」

 そう語るのは、自称「『ポケモンGO』日本代表」のカブキンさん。『ポケモンGO』をはじめとするゲーム動画のほか、音楽活動も行う注目のユーチューバーだ。

 そんな彼が、国内で捕まえられるポケモン142種類に加えて、北米、オーストラリア、ヨーロッパにそれぞれ生息する海外限定ポケモン3種類を捕まえ、現在登場している145種類を完全コンプリートしたという。その一報を受け、カブキンさんにその道のりを振り返ってもらった。

 日本よりも約2週間早い7月7日に『ポケモンGO』の配信が始まったアメリカ。そのときカブキンさんは偶然にも現地に滞在していた。

「その盛り上がりたるや、すごかったです。道行く人全員が『ポケモンGO』をやっていて、『あっちにヒトカゲがいるよ』って声をかけ合ってるんです」(カブキンさん・以下「」内同)

 日本でも『ポケモンGO』が配信されてすぐ、帰国していたカブキンさんにサプライズが起こる。アメリカのポケストップで手に入れた5kmタマゴから、北米限定ポケモン・ケンタロスが孵化したのだ。

「アメリカ滞在中はケンタロスを捕まえられなかったのでもう諦めていたのですが、本当にラッキーでした」

 8月24日には日本で捕まえられる142種類コンプリートを達成し、残すところはオーストラリアのガルーラとヨーロッパのバリヤードのみとなった。

「その当時、海外限定ポケモンについての情報は非常に少なかったんです。だからこそ自分の目で確かめて、間違いのない情報を動画で伝えたいと思いました。もはやユーチューバーとしての使命感ですね(笑い)」

 ガルーラとバリヤードを捕まえに行きたい──ツイッターやユーチューブでその思いを伝え、渡航を援助してくれるスポンサーを募ると、かねてより親交のあったファッションブランド・キングリーマスクが手を挙げた。

「オーストラリア限定のガルーラは数多くの出現情報がネットに集まっていたので、迷わずシドニーに決めました。やはり都会のほうがポケモンが出やすいのは海外でも同じですね。9月6日から3日間滞在しましたが、シドニーは街全体が『ポケモンGO』で盛り上がっていて、みんな楽しそうなんですよ。ずっと欲しかったガルーラも14匹も捕まえることができて、いい思い出ばかりです」

 それから約1週間後、再びキングリーマスクがスポンサーとなり、ヨーロッパ行きが確定する。しかしバリヤードの出現情報は極端に少なく、カブキンさんは行き先をロンドンにするかパリにするかでギリギリまで迷いに迷った。

「パリもロンドンも出現場所の特定ができませんでしたが、観光客ではなく現地のトレーナーが情報を上げていたロンドンに決めました」

 9月25日に出発し、滞在期間は5日間と決まっていた。しかしロンドンでのバリヤード探しは困難を極め、丸3日間を棒に振ることになる。

「現地にいる日本人のかたが『○○あたりに出ましたよ』と教えてくれたのですが、巣があるわけではないから同じところに出るとは限らないんです。1日10時間以上は歩きましたね。かなり気持ちが焦りはじめた4日目、川沿いの住宅街で、やっとバリヤードを見つけたんです。無事に捕まえられたときは『これで日本に帰れる』とホッとしました」

 世界でも珍しい145種類コンプリートを達成したカブキンさんに今後の目標を聞くと、「アフリカです」と意外な返事が。

「噂ですが、10月4日に『ポケモンGO』が配信されたばかりのアフリカで、メタモンが発見されたらしいんです。もし本当なら行くしかないと思っています。ぼくにとって『ポケモンGO』は心身を鍛える修行ですから」

 まだまだポケモンを探す旅は続きそうだ。

※女性セブン2016年10月27日号

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