安倍首相は「ネット応援団」の共感呼ぶ人徳ある実力派(棒)

安倍首相は「ネット応援団」の共感呼ぶ人徳ある実力派(棒)

なぜ安倍首相にはネット応援団がつく?

 現在の自民党は「ネット使いに長けている」といった評価がされている。果たしてどれだけすごいのか。ネットニュース編集者の中川淳一郎氏に安倍首相とその応援団を褒めてもらった。

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 ネットには安倍さんの言うことやることこそがすべて正しいと考えている応援団が溢れている。そんな“信者”を持つ総理大臣はただものではありません。

 彼らはボランティアで報酬もなく動いてくれる最高の応援団です。

 なぜ、安倍支持なのか。ネット応援団は安倍さんのことを「悲劇の首相」だと思っているところがある。第1次政権のときはマスコミと野党がイジメたから潰瘍性大腸炎もあり辞めた──。そんな「あべちゃん」が不死鳥のように首相に返り咲いたことに共感しているんです。

 ネットリテラシーのレベルが近いことも共感を呼んでいる。総理に復活した当初、安倍事務所の秘書が、反安倍派の論客として知られた国際政治学者のことをフェイスブックに〈『帰国した5名の拉致被害者は直ちに北朝鮮へ帰すべきだ!』という発言で有名な〇〇教授〉などと書き込んだ(現在は削除)。ネットの情報を鵜呑みにしてしまってニセ情報を流したわけですが、それをネットの安倍応援団は評価した。

“安倍さんはネット情報をきちんと読み込んで拡散している。われわれのように実にネットリテラシーの高い総理大臣だ!”と。そうした親近感が共感を呼び、安倍さんが「それは違う」と反論すればネット応援団もそっちに向く。そして「安倍さんのためならば」と反安倍を総攻撃で叩く。

 ひとえに総理の人徳のなせる業じゃないでしょうか。まぁ、知らんけど。

※週刊ポスト2019年12月20・27日号

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