小池新党の異色女性候補 過去の言動に公明党が神経尖らす

小池新党の異色女性候補 過去の言動に公明党が神経尖らす

都議選で注目が集まる都民ファーストの会の動向

 小池百合子・都知事の自民党離党と代表就任で「都民ファーストの会」はいよいよ東京都議選(7月2日投開票)に向けた戦闘態勢を整えた。

 都民ファーストの候補には、民進党から鞍替えした都議・元都議が多数いるが、同じ元民進党組でも異色なのが、都民ファーストと公明党から推薦を受けている大津浩子・都議(57・渋谷区)だ。

 元テレビ朝日アナウンサーの龍円愛梨氏(40)との2議席確保を狙う有力候補だが、彼女の過去の言動に公明党が神経を尖らせているという。

「彼女は以前、立正佼成会の教祖・庭野日敬氏の親戚だといって選挙活動をしたことがある。立正佼成会と創価学会は犬猿の関係。事実なら、都民ファーストと公明の共闘にも影をおとしかねない」(宗教ジャーナリスト)

 かつて彼女の選挙スタッフだった関係者が明かす。

「私は実際に彼女から家系図を見せられ、庭野氏との関係を説明されました。ただし孫とか姪ではなく、かなりの“遠縁”だったと記憶しています。実際に立正佼成会の信者さんも応援してくれていました」

 立正佼成会は「(両者の関係については)個人情報のため回答を控えますが、大津氏を過去に支援したことはあります」(渉外グループ)と答えた。公明党は「個人の信仰に立ち入ることはありません」(東京本部事務局長)とのことだった。これは本人に白黒ハッキリさせてもらうしかない。大津氏に聞いた。

「私は政治家になってから誰かに親類の話をしたことはないし、どうしてそんな話が出たのかもわかりません。

 ただ、庭野日敬開祖様が世界平和や政治の浄化を訴えていることは存じております。私の政治信条と合致するし、良い印象はあります。でも選挙で支援してもらったことはない」

──立正佼成会は支援したことがあると言っている。

「なんでそんなこと言うのか、私には分かりません」

 立正佼成会の信者たちは、庭野氏を教祖ではなく開祖と呼んでいるという。大津氏は内部事情に詳しいようだ。

※週刊ポスト2017年6月23日号

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