高須院長が都議選総括「反安倍派が喜ぶのはとんだ見当違い」

高須院長が都議選総括「反安倍派が喜ぶのはとんだ見当違い」

反安倍派は自分の首を絞めていると高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、7月2日に投開票された東京都議会議員選挙についてお聞きしました。

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──東京都議選が終了しました。小池百合子都知事率いる都民ファーストの会が大躍進し、小池知事を支持する公明党と合わせて過半数を獲得。自民党は大敗という結果でした。

高須:議席数だけを見るとたしかに自民党の大敗だけど、実際のところは非自民党系の保守勢力が台頭したというほうが正しいんじゃないかな。そもそも、小池さんは憲法改正に積極的だし、核武装容認派なんだからだね。本来政策だけを見たら、安倍政権にものすごく近いわけだ。今回の選挙結果は、都民の自民党に対する不信感が表れたものかもしれないけど、結果としては保守勢力がより強くなった。「自民党が負けた!」と反安倍派が喜ぶのはとんだ見当違いだよ。

──都民ファーストの会で当選した議員のなかには、民進党からの移籍組も少なくありません。

高須:民進党内の保守派がうまいこと離反したっていう感じだね。民進党はたしか5議席だったよね。存在感まったくなしだなあ。今回の都民ファーストの会に移籍した議員たちは、いわば蓮舫代表にNOを突きつけたということでしょ? どんどん民進党の解体が進んでいるね。まあ、民進党から抜けたかった議員たちにとっては、小池さんがいてくれてすごく助かっただろうな。自民党を批判しつつ、保守に動くことができるんだから。

──今回の選挙戦では、秋葉原での安倍首相の街頭演説の時に「安倍やめろ」コールが起きたと報じられるなど、「反安倍キャンペーン」とも呼ぶべき報道も少なくありませんでした。

高須:でも、「安倍やめろ」と叫んでいた人たちは、ほんの100人程度だったっていう話じゃない。しかも「プロ市民」なんて揶揄されている市民運動家ばかりでしょう。それは一部の人の意見であったとしても、国民を代表した声とはいい難い。なのに、あたかも「都民が安倍政権を批判している!」なんていう感じで報道するのもどうかと思うね。

 そうやって安倍批判をした結果、別の保守勢力が圧勝するというのも、皮肉な結果だね。「安倍やめろ」コールを扇動していたのは、いわゆる左翼の人々でしょ。なのに、改憲派の小池さんが勝ったというのは、都民がいかに正しい選択をしているかということを表しているのかもね。今回の選挙戦で左翼の人たちは、改憲派に対してすごくいいサポートをしてくれた(笑い)。まあでも、本人たちは「自民が負けた!」と喜んでいるみたいだから、その事実に気づいていないのかもしれないけどね。

 ただ、自民党東京都連のセンスはイモだと思う。「都議会のドン」とかいってのさばっていた内田さんとか、小池さんへのいやがらせとか、そういうところに都民はNOと言ったんだろうね。とはいっても、民進党の腐れイモよりは何倍もマシだよ(笑い)。

──今後、都民ファーストの会は、全国に広がって、国政進出もありうると見られています。

高須:あるだろうね。そうなったら、おそらく自民党と手を組むことになる。民進党からの移籍組ももっと増えるだろうし、改憲勢力がかなり大きくなるよ。しかも、自民党と小池支持派で一大勢力を作ることができれば、公明党を切ることだって可能になる。保守派にとってはかなりいい条件になりそうだ。

 今回の都議選後の状況を見ていて思ったのは、反安倍派の人たちは結局政策なんか見ていないということだね。保守派の都民ファーストの会が圧勝したのを民進党や共産党が勝ち誇るなんて、まったく逆だよ。政策なんかどうでもよくて、ただただ「安倍嫌い」と言いたいだけの人たちなんだ。反安倍派の人々は、これからもどんどん自分たちの首を絞めるばかりなんだろうね。

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 自民党惨敗に終わった都議選の結果に、保守勢力の拡大を確信している高須院長。この結果が今後、国政にどう影響をあたえるのか、気になるところです!

【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『行ったり来たり 僕の札束』(小学館)など。最新刊は『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)。


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