夏の新型コロナは傘よりカッパがいい 蚊が媒介する可能性は

ウイルスが付着している可能性がある傘を持ち口などに触れると感染のリスクも

記事まとめ

  • せきなどで持ち手にウイルスが付着する可能性がある傘、家族間での共有もリスクに
  • 「リスク軽減のためには、カッパの方がいいでしょう」と厚労省関係者
  • 虫刺されによる感染についてはWHOがHPに「蚊を通じて感染することはない」と明記

夏の新型コロナは傘よりカッパがいい 蚊が媒介する可能性は

夏の新型コロナは傘よりカッパがいい 蚊が媒介する可能性は

夏に肌を狙ってくるあの虫は大丈夫!?

 収束にはまだまだ時間がかかりそうな新型コロナウイルス問題。これから梅雨に入り、そして夏に突入するが、季節もが変われば感染対策も変わってくる。

 梅雨といえば、傘は欠かせない。しかし、コンビニやスーパーに入店する際など、傘置きに入れると他人が触ったり、せきやくしゃみなどで持ち手にウイルスが付着する可能性がある。店に用意されている傘袋も誰が触ったかわからない。もちろん家族間で傘を共有するのもリスクだ。

「ウイルスが付着している可能性がある傘を持ち、その手で目や鼻、口に触れると感染のリスクがあります。リスク軽減のためには、カッパの方がいいでしょう」(厚労省関係者)

 カッパは医療現場でも防護服の代用品として使われている。使い捨てのカッパもあるので、この時期、重宝されるかもしれない。

◆外出時の注意点は人間もペットも同じ

 暑い日は半袖・短パンで外出したくなるが、肌の露出と感染リスクは関係があるのか。医療ガバナンス研究所理事長の上昌広さんが説明する。

「薄着で感染リスクが増すことはありません。長袖を着ているときと感染リスクに差はないでしょう。また、虫刺されによる感染も気になると思いますが、コロナウイルスは血中にはいないので、から感染することはありません」

 WHO(世界保健機関)もウェブサイトで「蚊を通じて感染することはない」と明記しているから心配はいらないようだ。

 ただし、「足元」には気をつけた方がいいという。せきやくしゃみでウイルスが空気中に舞い上がり、床や地面に落下し、そこにたまる。内科医の大西睦子さんが説明する。

「公共の場所で靴にウイルスがつくことは少ないでしょう。とはいえ、中国の最近の研究では、医療従事者の靴からウイルスが検出されました。夏になるとサンダルを履く機会が増えると思います。ウイルスはプラスチック上で最大3日間生存しますので、汚染が気になるときは玄関で入念に消毒してください」

 ペットの散歩も気をつけたい。芝大門いまづクリニック院長の今津嘉宏さんが言う。

「特に雨上がりには気をつけてください。ウイルスが雨で流れ、水たまりにウイルスがたまる危険性があります。新型コロナが犬に感染した報告はありませんが、猫への感染は報告されていますので注意が必要です」

※女性セブン2020年6月4日号

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