パチンコライターMYME 旧台再導入が増えている裏事情を解説

パチンコライターMYME 旧台再導入が増えている裏事情を解説

パチンコ・パチスロライターのMYME

「三度のメシよりパチンコ・スロットが大好き!」──DMMぱちタウン所属のMYMEです。初めて打ったスロットの機種は『ネオプラネット』。スーパーファミコンのソフトまで購入した思い出の機種でもあります。初打ちビギナーズラックで勝利してからどっぷりハマった典型的なタイプです(笑い)。

 スロットでは『沖ドキ!』『SLOT魔法少女まどか マギカ2』、パチンコでは『地獄少女シリーズ』『CRフィーバー戦姫絶唱シンフォギア』が好きで、よく打ちます。お恥ずかしい話、10代からスロットを打っているのに万枚未達成で今に至ります。

 さて、今回はパチンコ・スロット旧台の再導入についてレポートします。

「皆さんのリクエストにお応えして○○再導入!」
「激闘は終わらない…。○○再導入決定!!」

 最近、パチンコ屋さんの新台入替広告でこのような打ち出しを見かける事が多くありませんか? このように、最新台ではなく一度お店から撤去した台や旧規則の機種を再導入するお店が増えているのです。これは今に始まった事ではありませんが、以前より活発になってきていると感じます。

 実際に再導入されているパチスロ機種でいうと、『パチスロ黄門ちゃま喝』や『戦国コレクション2』『パチスロゴッドイーター』など、ホールのメインではなかったものなども多く、バラエティに富んでいます。

 これらは現行の新規則機である6号機ではなく、設置期限の迫った5号機の機種などです。ユーザーのニーズでいうと、出玉性能などの理由によって6号機ではなく旧基準の5号機へのニーズがいまだに強いので、実際に稼働も良かったりするのです。

 では、単純にお客さんが求めているから旧規則機を再導入しているのかといえば、それだけの理由ではなく様々な要因があります。

 まずはコストが安く済むという点が一つ。最新台を1台購入しようと思えば40万円前後かかる機種が多々あり、その高額コストをかけてお店に導入したものの、数週間でユーザーが離れてしまい撤去対象になるといったケースもチラホラあります。

 それと比較すると、倉庫に眠っている旧規則機で再びニーズがある機種を再導入する事はリスクも少なく、一定の稼動を見込めるケースがあるので店側にとっても好都合といえます。そもそも高額の最新台をまとめて購入できる体力のあるホールが少なくなってきているというのも大きな原因ではあるのですが……。

 次に入替機種の不足も挙げられるかと思います。メーカーが新機種を製造するにあたり、コロナ禍によって海外からの部材調達などに遅れが出てしまい、導入を予定していた注目機の納品がずれ込んでいます。そのため、ホールからすると単純に入れたい機械がないといった事情もあるようです。

 ここまで旧台の再導入について、いくつか理由を挙げさせていただきましたが、やはり一番の理由は、一定の売り上げが見込めるからではないかと思います。

 新規則機においては、射幸性などの観点から出玉性能が全体的に抑えられており、同時にユーザーが使うお金も少なくなるように基準が設けられています。そのため、5号機と比較すると、ホール目線では以前より売り上げがあがりにくくなっているのが実状です。

 コロナ禍や遊技人口の減少、それに加えて売り上げのあがりにくい機種を使っていくとなると、なかなか厳しいものがあります。そんな中でコストの高い最新台を導入していたら……、体力のないホールは出玉なんて出せないですよね。

 6号機への設置機移行については速やかに進めなくてはいけないので、多くの島に旧台を復活させることは難しいですが、新台の入替機種に旧台を混ぜているのはこういった理由があったりするのです。

 ユーザー目線でいうと、大好きな機種が再導入され、ホールが導入コストを抑える事で多少なりとも出玉による還元があるのであれば、歓迎すべき事なのかなと思います。少なくとも私はそのように捉えています。

 いずれにしても、旧台は設置期限が限られた中での再導入になるので、残りの期間、楽しんで打ちたいし、皆さんにも打ってほしいと思います。

●MYME(まいみ)/12月2日生まれ、鹿児島県出身。前職在籍中にスカウトされ、2013年からパチンコ・パチスロライターとして活動を始める。趣味はパチンコのほか、ピアノ、麻雀、ダーツなど多彩。多くの実戦動画や雑誌で活躍中のほか、パチンコバラエティ番組『激!今夜もドル箱』(テレビ東京、火曜深夜1時〜)に指南役として出演中。

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