コロナ禍で変わる食生活 世界中で「代替肉食品」の需要高まる

コロナ禍で変わる食生活 世界中で「代替肉食品」の需要高まる

Oisixの『そぼろと野菜のビビンバ』

 人々の生活様式を大きく変化させた新型コロナウイルス。それは“食”についても言えることだ。この変化は、2021年も続いていく──。

「ステイホーム期間中は、家族で食事を楽しむシーンが増えた」と言うのはマーケティングライターの牛窪恵さん。

「外出できない分、家でレジャー的に食事を楽しもうと、子供とパンケーキを作るなど、粉もの料理が人気でした。この傾向は、この先も続くと思います」(牛窪さん・以下同)

 ぬか漬けを始めるなど、手作りに目覚めた人も続出したが、その一方で、冷凍食品の売り上げもアップした。

「手をかけるものと、手間を上手に抜くものとのメリハリをつけるようになった。この流れで、食材がセットになった“時短”商品のミールキットも人気です。たとえば、『Oisix』のミールキットには、プラモデルの組み立て説明書のように丁寧に記されたレシピが付いているので、料理が苦手な人も見ながら簡単に作れる。料理初心者の夫に作ってもらうための第一歩におすすめです」

 健康に気を使うとともに、環境にも配慮したい人がこぞって取り入れているのが、ビヨンドミート、大豆ミートといわれる「代替肉食品」だ。

「世界中で広がっており、次期アメリカ大統領のバイデンさんは環境問題に関心が高いため、大統領に就任すれば、さらに需要が高まるでしょう。

 牛が呼吸などで排出する温室効果ガスを減らせ、殺処分もしなくてすみ、環境にやさしい。大豆などの植物由来なので食物繊維も豊富です。健康にも環境にもいい食品なので、コロナ太りが気になる人に利用者が増えているようです」

住宅街にもフードトラックが

 オフィスのランチが主戦場だったフードトラックが、住宅地に進出。料理だけでなく、こだわりの野菜や豊洲市場仲卸の新鮮な魚介を直送するマルシェ型、地方の特産品も販売するアンテナショップ型など、サービスも進化している。

「店に来ないなら、店から出かけて行こうという発想です。フードトラックへの参入は2020年春以降増えており、さまざまな料理が味わえるようになっています」

 作るか、出前か、買い食いか、しかなかったおうちご飯にも、多様化の波が来ている。

※女性セブン2021年1月21日号

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