レプトスピラ症、県内感染が最多 30例、経路は河川など

レプトスピラ症、県内感染が最多 30例、経路は河川など

病原性レプトスピラの電子顕微鏡像(国立感染症研究所提供)

 沖縄県健康長寿課は28日、汚染された河川などの水から感染するレプトスピラ症の26日時点での患者確認数が30例となり、統計のある2003年以降、年間で最多になったと発表した。患者は10歳未満から50代までで、30例のうち計11例は8月6〜7日に国頭村の奥間川で川遊びをした小学生9人、中学生1人、30代女性1人が発症した。

 そのほかの発生地は奥間川以外の北部地域で10例、石垣島で1例、西表島で7例など。西表島では水田での感染も確認されている。

 レプトスピラ症の原因菌はネズミやマングースなど野生動物の体内に潜み、尿から排せつされ、河川などを汚染する。人へは汚染された水から皮膚の傷や粘膜を通して感染する。主な症状は頭痛、発熱、筋肉痛などで治療しないと死に至ることもある。

 これまでの最多確認数は08年と14の28例だった。同課によると全国的に県内での発生が多く、河川でのレジャー期となる8〜9月が発生のピークという。今年は多発傾向にあったことから、8月25日に県民への注意喚起を行っていた。

 同課は(1)皮膚に傷がある場合は河川での遊泳を控える(2)河川でのレジャー後、2週間以内に症状が出たら、すぐに医療機関を受診する―などの対応策を呼び掛けている。

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