世界のうるまんちゅ紹介 移民の歴史、貴重資料で

世界のうるまんちゅ紹介 移民の歴史、貴重資料で

「世界のうるまんちゅパネル資料展」をPRする市民部市民協働課職員ら=4日、うるま市役所

 【うるま】26日から始まる「第6回世界のウチナーンチュ大会」に合わせ、うるま市役所東棟の1階ロビーでは「世界のうるまんちゅパネル資料展」を開いている。海外移民の時代背景や移民先での生活、国内外で活躍したうるまんちゅの紹介など、貴重な写真や映像資料を交えて展示。市民協働課の担当者は「大会に参加しない市民も、大会開催の経緯や世界に広がるネットワークを身近に感じてほしい」と来場を呼び掛けている。21日まで。入場無料。
 市が実施する「世界のうるまんちゅ交流事業2016」の一環。同事業では、来沖する県系人の歓迎イベントや交流会なども予定。

 資料展を企画した市民協働課の目取真康裕市民生活係長は「大会開催の経緯やうるまんちゅのネットワークを考えるきっかけにしてもらいたい」とし、展示方法や見せ方など各市町村を視察した。県立公文書館や市史編さん室などからかき集めた貴重な資料、約150点超が展示されている。

 資料収集などを担った同課の佐久本義生さんは「2カ月かけ資料の読み込みや収集などを行った。時系列を追った移民の歴史や体験談などを分かりやすく展示した」と説明する。資料展では、戦後復興当時県内に豚を持ち込んだうるまんちゅの物語や貴重な映像資料なども放映している。

 28日には、うるま市出身の祖先を持つ県系人約370人を迎え、交流レセプションを開く。目取真係長は「国際交流のきっかけや推進の一翼を担えればうれしい」と話した。

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