中3男子の果てしない復讐! 郵便箱に詰められた爆弾【衝撃の未成年犯罪事件簿】

中3男子の果てしない復讐! 郵便箱に詰められた爆弾【衝撃の未成年犯罪事件簿】

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1983(昭和58)年4月17日のお昼すぎ、群馬県のとある閑静な住宅街で爆発音が鳴り響いた。

 住宅街に住む元教師の男性の自宅に設置していた郵便箱が「ドカーン!」という大きな音とともに爆発したのだ。

 男性にけがはなく、ガラス戸が破壊されただけで済んだが、一歩間違えれば死人が出ていてもおかしくない大爆発であった。

 

 警察は、この男性に恨みを持つ人物が犯人であるとみて捜査し、近くに住む中学3年生の男子生徒2人を逮捕した。

 2人は、かつて男性が勤めていた小学校の元教え子だった。

 2人が普段から非行に走っていたわけではなかった。だが、小学5〜6年生の頃に音楽の授業で、教師からピアノの弾き方が悪いと徹底的に追い詰められたという。2人はこの日から教師に対する恨みを募らせ「いつか仕返ししてやろう」と復讐を狙っていたという。

 そして3年後、この教師が小学校を退職したことを耳にした2人は「もう犯行はバレないだろう」と3年越しの復讐を開始。不幸の手紙を送り、おもちゃのパチンコで小石をぶつけるなどのイタズラを繰り返していたという。

 だが、いくらイタズラを続けても彼らの心が晴れることはなく、ついには殺傷力を持つ「爆弾」を作ってしまった。彼らの作った手製の爆弾は、爆竹を600本束ねて円筒型のダンボールに詰めたもの。シンプルながら強力な代物で、火をつけて投げ込んだところ、郵便箱が粉々に破壊され、怖くなって逃走してしまったという。

 3年間にわたり、教師への恨みを持ち続けた男子生徒たちの「業の深さ」を感じさせる事件であった。

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