橋下徹氏「ダメ官僚の典型」9月入学論めぐって元文科省・前川喜平氏をバッサリ

橋下徹氏「ダメ官僚の典型」9月入学論めぐって元文科省・前川喜平氏をバッサリ

橋下徹氏

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、小中高、さらに大学など教育機関が長期間の閉鎖を余儀なくされている。大学など一部の教育機関では、オンラインでの授業がスタートしたが、いつ通常授業が再開するかは未知数だ。ここへ来て、「9月入学論」が再燃している。これに関し、橋下徹氏が4月29日のツイッターで、「9月入学制度はやるしかない」と宣言し、話題となっている。

 欧米では、新学期は9月スタートが通常である。日本からの留学、さらに海外からの留学生受け入れにあたり、秋入学は利便性が高い。そのため、2011年に東京大学が15年までの導入を表明し、議論が巻き起こったが、いまだ実現していない。

 元文部科学省事務次官の前川喜平氏は29日のツイッターで、秋入学は「文部科学省で過去に何度も検討したことがある」ものの、導入は困難と判断しており、今進めるべき議論ではないと慎重な姿勢を示した。

 これに噛み付いたのが橋下氏だった。橋下氏は同日自身のツイッターで、前川氏を「できない理由だけを列挙するダメな官僚の典型」と舌鋒鋭く批判し、「これくらいのことは政治が決断すればできる」と続けた。守旧的な日本の官僚精度そのものを橋下氏が猛烈に批判したのだ。

 いつもは発言に非難が殺到する橋下氏だが、今回の提案に関しては「確かに、これまで変えられなかったからは言い訳だよな」「一気に変える流れにしてもいいと思う」といった称賛の声が聞かれた。
 秋入学の導入に関しては、社会学者の古市憲寿氏も29日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)で、「世界標準に合わせるという意味でもチャンスでは」と前向きな姿勢を示している。

 大胆な提言で知られる古市氏と、橋下氏がそろって興味を示した秋入学導入の議論が、これから本格化することになるのかどうか要注目であろう。

記事内の引用について
橋下徹氏のツイッターより https://twitter.com/hashimoto_lo
前川喜平氏のツイッターより https://twitter.com/brahmslover

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