下着姿で白骨化していた秀才女子大学生、事件直前に目撃されたイタリア人男性の正体とは【未解決事件ファイル】

下着姿で白骨化していた秀才女子大学生、事件直前に目撃されたイタリア人男性の正体とは【未解決事件ファイル】

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 1999年5月3日、茨城県つくば市の山中で、当時19歳の女子大学生Aさんが仰向けになって死亡しているのを近くに住む男性が発見した。Aさんは大学に入学したばかりで、特に人間関係のトラブルは抱えていなかったという。しかし、謎の白人男性と連れ歩く姿が確認されたのを最後に行方が分からなくなっていた。一体彼女に何が起きたのか。

 Aさんの姿が最後に確認されたのは同年4月10日の午後5時頃。同級生の女子学生が電話で「コンパに行かないか」とAさんを誘ったところ、「友人と食事に行くから、コンパには行けない」と断ったそうだ。この電話の直前に、Aさんが入寮していた学生宿舎付近で、白人男性と話をしているAさんが同級生に目撃されていた。これが最後の目撃証言となる。

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 そして、失踪から約3週間後。茨城県つくば市高田の山中でAさんは遺体で発見された。司法解剖の結果、死因は窒息死であることが判明。死後2週間以上経過しており、頭部の一部は白骨化していたという。遺体発見当時、Aさんの遺体は下着と靴下のみの姿で、首にはAさんのキャミソールが巻き付けられていた。

 失踪直前の状況から、最後にAさんと一緒にいた白人男性に注目が集まった。実は失踪の3日前、Aさんは友人らに「イタリア人から声をかけられた」と話していたという。また、複数の大学生が4月6日から9日にかけて、Aさんが学生宿舎付近で長身の白人男性と一緒にいるところを確認していた。

 警察は、この白人男性に焦点を絞り捜査を開始。同級生や周辺住民への聞き込みを行い、身元の割り出しに努めた。当時、大学周辺では女子大生が外国人に声をかけられるというケースが頻出しており、容疑者の割り出しはそう難しくないものと思われた。

 しかし、捜査は難航。警察は、つくば市内に在住する全てのイタリア人男性に対して事情聴取を行ったが、その全員にアリバイが確認され事件とは無関係であることが判明したのだ。他に考えられるのは、不法滞在や短期滞在の外国人だったが、その全てを調べ上げることは難しく、捜査は行き詰まってしまう。警察は捜査範囲を拡大し、事件に関するチラシの配布などを継続的に行ったが、結局犯人に繋がる手がかりを見つけることはできなかった。

 警察の事情聴取を受けたギリシャ人男性が、直後に留学を打ち切って帰国するという不可解な出来事も起きていたが、事件に関与したという証拠は見つかっていない。

 遺体が発見された現場は、筑波大学からおよそ30分程度の場所にある。日中でも人通りが少なく、地元に住む人間しか来ない場所だという。つくば市は学園都市ということもあり、外国からの留学生が多い地域だ。数年間日本に滞在する外国人も少なくない。犯人は土地勘のある人物ではないかと言われているが、一体何者だったのだろうか。

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