20代警察官、派遣型風俗店を利用しコロナ感染 大バッシングの中「感染者責めないで」の声も

20代警察官、派遣型風俗店を利用しコロナ感染 大バッシングの中「感染者責めないで」の声も

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 16日、青森県青森市が県警本部警備部に勤務する20代の警察官が新型コロナウイルスに感染したと発表。警察官への批判や、それに対する反論などが上がり、議論になっている。

 この警察官は、10日に感染が発覚した派遣型風俗店に勤務する女性従業員の濃厚接触者で、8日に利用していた。12日に咳などの症状が出始め、15日に体調不良を訴え、指定医療機関に救急搬送。検査の結果、新型コロナウイルスに感染していることが確認された。

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 青森市は風俗店従業員女性の新型コロナウイルス感染発覚後、濃厚接触者に検査を受けるよう呼び掛けていたが、警察官は名乗り出ることなく勤務。14日には十和田署を訪れ、市内のホテルに宿泊していた。

 県警はこの男性警察官と接触した21人の職員を自宅待機に。そして県警本部や十和田署を消毒した。現在のところ業務に大きな支障は出ていないというが、「全くない」ということは考えにくい。

 コロナ禍に風俗店を利用し感染した警察官に、「迂闊すぎる。こうなる可能性があることを理解していなかったのか」「何をやっているんだと言われても仕方ない。警察官として自覚を持ってほしい」「感染は仕方ないにしても、濃厚接触者を探している段階で名乗り出るべきだった」「警察署にコロナを広めた罪は重い」など、怒りの声が上がる。

 一方で、「警察官だって人間。少なくとも合法な風俗利用を責めるのはおかしい」「コロナになった人を犯罪者扱いするのは危険。名乗り出る人が減る」「一度は隠そうとしたようだが、最終的に感染経路を正直に話した。確かに迂闊だけど、責めるのはおかしい」「気軽に休める環境にあったのか。警察官だけのせいにしないでほしい」と擁護の声もあり、議論になっている。

 新型コロナウイルス感染者については、タレントの石田純一やテレビ朝日の富川悠太アナウンサーなど、感染した人を世間が強く叩く風潮がある。いずれも感染までの経緯が不適切と感じた人がバッシングをしているが、「感染者を叩く風潮はおかしい」「好きでコロナになったわけじゃない」という声もあり、意見が分かれている。

 新型コロナウイルスは、現状誰でも感染する可能性がある。そのような状況で感染した人を犯罪者のように扱う風潮は、たとえ理由がどのようなものであっても、危険と言わざるを得ないのではないだろうか。

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