青木理氏「不安感や憤りがガースー発言の批判になってる」緊急事態宣言を求める野党も切り捨てて賛否

青木理氏「不安感や憤りがガースー発言の批判になってる」緊急事態宣言を求める野党も切り捨てて賛否

画像はイメージです

 20日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、ジャーナリストの青木理氏が、政府の新型コロナウイルス対応ついて猛批判を展開した。

 番組では、東京都の新型コロナウイルスの新規感染者が増加し、医療が逼迫していると報道。一部には、通常の医療活動が難しくなっている病院もあるのだという。この件について、青木氏は「脳卒中とか心筋梗塞を一部断らざるを得ないっていうのは、もうほぼ医療崩壊が起き始めているっていう風に考えるべきなんでしょうね。結局、夏から秋にかけて多少余裕があった時に、一体何をしてたんだろうか。政府も対応しているんでしょうけれども、全然それが形になって現れていない」と政府を批判する。

 さらに、「政治の話に戻すと、例えばそのインターネットの番組に出て、『ガースーです』って言ったとかね、会合がけしからんって言ってるんだけれども、その本当にみんなが不安に思ったりとか、怒ってるのはそこじゃない気がするんです」とコメント。

 続けて、「これだけ予測されていた感染が拡大してきたのに、一体何をしてるんだっていうGoToにしても結局意地なのか、(自民党幹事長で全国旅行業協会会長の)二階(俊博)さんへの配慮なのかわからないが、止めずに突然止めたのはどうも支持率だって。支持率が下がると止めると、ろくな説明もないっていう。国民に対して本気で動いてるんですよ、私は本当にこう持ってるんだっていうような、自分の言葉で血の通ったメッセージを発しないっていうこと、あるいはそれに伴って本気で動いてるように見えないよねっていうところに対しての不安感とか憤りってのが、会食への批判とかあのガースー発言の批判になってると思うんですよね」と菅義偉総理大臣を批判する。

 その上で、「結論を言えば結局これ、政治が機能してないんじゃないかと。これだけ深刻な状況になっているにも関わらずということに対する不信感、不安感ですよね」「今からでも遅くないと思うので、きちんと記者会見とか説明の場を作って、(ドイツ首相の)メルケルさんのようなとは申しませんけれども、これから本当にどうするのか、自分は今どう考えているのかっていうようなメッセージを発して、ともに対策してきましょうっていうような体制を作らないと、これから先大変なことになる」と警鐘を鳴らす。

 さらに、「緊急事態宣言を出せって言うのを野党やメディアも言ってるんですけれども、これは野党とかメディアが主権制限を伴うような宣言を出せ出せっていう風に求めていくっていうのは少し違うのかなと。むしろ政権が緊急事態宣言を出すような時にどこまで主権制限を許すんですかってチェックするような議論をするような形に、その役割は野党とメディアが果たさなきゃいけない」と緊急事態の発動には否定的な見方を示した。

 青木氏の発言に、番組の支持者らは「その通り」「政治が全く機能していないのは事実だと思う」「正論なのではないか」と賛同の声が上がる。

 >>関口宏「GoToを止めたとしても効果はないということ?」コロナ感染拡大との因果関係を否定する専門家に不快感<<

 しかし、「文句ばかり。結局政権批判で代案が1つもない」「GoToを利用して恩恵にあずかった人がGoToを叩くのは厚顔無恥もいいところ」「説明したって、結局叩く。会見なんか必要ない」「菅政権のコロナ対応が良いとは思えないけど、緊急事態宣言もダメ、経済重視もダメ。青木さんはどうすればいいと思っているのか、説明してほしい」という批判も見受けられた。

 緊急事態宣言をすれば生活困窮者や自殺者が増える、経済を重視すれば感染者が増えるという状況の中で、難しい舵取りを迫られている政府を批判し続ける青木氏。青木氏が考える最善のコロナ対応はどのようものなのか。発表してもらいたいとの声も上がっていた。

関連記事(外部サイト)