玉川徹氏、NHKを批判「政府から圧力なんか屁でもありませんと書いてある」対応への皮肉に賛否

玉川徹氏、NHKを批判「政府から圧力なんか屁でもありませんと書いてある」対応への皮肉に賛否

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 26日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、同局社員でレギュラーコメンテーターの玉川徹氏がNHKの対応を批判した。

 この日の放送では、25日に菅義偉内閣総理大臣の長男・正剛氏らの会社による総務省幹部への接待に関し、衆議院予算委員会に内閣広報官の山田真貴子氏が参考人として出席したことを取り上げた。

 番組では、まずVTRを使って、立憲民主党の黒岩宇洋議員がNHKの報道番組に圧力をかけたとの疑念について質問したことを紹介。これは、昨年10月26日のNHK『ニュースウォッチ9』に菅総理が出演した際、有馬嘉男キャスターが打ち合わせになかった日本学術会議の任命拒否問題を番組内で取り上げたことに対し、山田氏が抗議の電話をしたのではないかというものだ。VTRでは、山田氏が「電話はしていない」と答弁した様子が報じられたが、今月に入り有馬嘉男キャスターの異動が発表されたこともあり、この日の国会質疑では疑念は払拭されないままとなったと報じた。

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 この政府からNHKへの圧力に関し、玉川氏は「受け手(NHK) 側の問題もあると思うんですよ。仮に抗議の電話来たとしても、はあそうですかわかりましたと、トップがそれを受け流せるようであればですね、問題ないんですよ、実は」とNHKの姿勢を問題視した。続けて、「政府から圧力なんか、仮にあったとしても屁でもありませんと書いてあるんですよ」とNHKのホームページにある「よくある質問」にある回答を、皮肉を込めて紹介した。

 この発言の後、MCの羽鳥慎一アナウンサーは次の話題に移ろうとしたが、玉川氏は話し足りなかったのか、その進行を遮り、「とにかく我々はどっち向いて番組作ってるかってことが大事なんですよ。政府の方を向いて作っているのか、視聴者の方を向いて作ってるのか。視聴者の方を見て作っていれば、どんな抗議が来たってなんでもないですよ」と手を振り上げながら熱弁を振るった。

 この玉川氏の放送人としての姿勢に、ネットでは「玉川さんは視聴者の方向いている」「玉川さん正論だ、かっこいい」と賛同する意見がある一方で、「玉川さんの言う視聴者は、国民のほんの一部」「会長の人事権は国が握ってるからムリ」など理想論に過ぎないとする書き込みも見られた。

 NHKは国民の受信料で成り立っており、民放と同一に語れない部分があるのは確かだ。しかし、表現の自由や国民の「知る権利」は憲法を持ち出すまでもなく、民主主義の大切な精神である。政府からの過度の関与があってはならないことは言うまでもないことだろう。

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