46歳男、JR函館線の行き先標を盗み逮捕 列車の窓から顔を出して盗る「北海道じゃないと手に入らない」

46歳男、JR函館線の行き先標を盗み逮捕 列車の窓から顔を出して盗る「北海道じゃないと手に入らない」

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 JR函館線車内で、列車の側面に取り付けられていた行き先標を盗んだとして、神奈川県在住の46歳自称契約社員が逮捕された。

 逮捕された男は6日夜、JR函館線に乗り込むと列車の窓から顔を出し、手を使い、『函館→森』と書かれた行き先標を持参したボストンバッグに入れて盗んだ。窓から顔を出している様子を乗務員が目撃しており、JR鹿部駅で確認したところ、盗まれていることに気が付き、鉄道警察隊に通報する。

 男は一時行方不明となったが、通報を受けて各駅に警察官を配置。その結果、函館駅で人相の報告を受けていた警察官が男を発見し声を掛け、持っていたボストンバッグから盗まれた行き先標を発見。窃盗の疑いで逮捕した。

 警察によると、男は観光目的で1人北海道を訪れていたそうで、取り調べに対し、「列車が好きで欲しかった」「全国的に電光掲示板の列車が多く、北海道の普通列車じゃないと行き先標は手に入らないので来た」などと話し、容疑を認めているという。

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 今回のように、鉄道ファンが希少価値の高い「行き先標」を盗む事件は2020年11月、JR室蘭線の車内でも発生している。JR虎杖浜駅に停車していた普通列車で、56歳の男が行き先標を盗んだとして、逮捕されている。

 逮捕後、この男の自宅を家宅捜索すると、盗んだものと見られる行き先標が5枚発見された。男は列車に乗り移動しながら各地で盗みを働いていたと見られ、警察の取り調べに対し、「鉄道マニアで昔から興味があった」などと話していた。

 いずれも鉄道マニアによる希少価値の高い行き先標を狙った窃盗事件。今後、類似事件が発生しないとも限らない。鉄道の「撮り鉄」による迷惑行為などが問題視される現状で発生した今回の事件。このような事件が続くと、鉄道ファンへの風当たりはさらに強まる。ルールを守って楽しんでほしい。

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