夫からDV被害の熊田曜子、同情する人が少ない? SNS投稿が与えた悪影響とは

夫からDV被害の熊田曜子、同情する人が少ない? SNS投稿が与えた悪影響とは

熊田曜子

 グラビアアイドルの熊田曜子の夫で会社経営者の男性が18日、熊田への暴行容疑で逮捕された。2人は深夜に口論となった際、夫が熊田を平手で数回殴打し、体を蹴るなどしたため、熊田は110番通報した。その後、熊田は被害届を提出。夫は20日に釈放され、現在は双方が弁護士を立てて話し合いを進めているという。

 熊田は2012年に夫と結婚し、2人の間には3人の女児がいる。熊田は結婚してからこれまでに自身の公式インスタグラムで幸せな夫婦生活の様子を報告することもあったが、2019年頃から、インスタグラムで夫や姑からモラハラと思われる行為や言動などに対する不満を吐露することがあった。

 例えば、2019年6月には、配膳された食事の写真に×印をつけた画像とともに、「朝起きて一番にする家事が一口も食べてもらえなかったご飯の処理。食べるって言ったのに。このパターンもう100回は経験してるけどかなりのダメージ」というコメントを添えて投稿。また、同年5月には、姑からの食事の誘いを断り姑から怒られたことや、姑が熊田の実母に電話をして1時間にわたって熊田のダメ出しをしたこと、さらに熊田はLINEでも長文で怒られたことを報告。文末では「ふぅ〜しびれる」と締め、精神面の疲弊感をあらわにしていた。熊田はこれらを、24時間後に自動的に削除される「ストーリーズ」という機能を利用して投稿している。

 家事に育児にと奮闘する中、夫や姑からモラハラを受けていたとあれば、熊田の精神的なストレスは計り知れない。やりきれない気持ちをついこぼしてしまうことに共感する人も少なくはないだろう。実際に、熊田がインスタグラムに投稿した当時は、ネット上でも熊田に同情する声があがっていた。

 ところが、夫が逮捕されいざ大きな話題となると、ネットでは熊田に対し同情よりも批判的な意見が多く見られる。熊田は被害者であるにもかかわらず、なぜ批判を浴びてしまったのだろうか。

 ネットの批判的な意見の例としては、いずれも「夫の暴力行為は許されない」とした上で、「インスタのストーリーに自分の感情のままに旦那や姑への愚痴をあげ続けた熊田曜子にもかなり非はあると思う」「ネットに公開するのは悪意を感じる。夫は経営者だから、世評が悪化すれば事業にも悪影響が起きる可能性だってある」「タレントとしての知名度や注目度を使って一般人である夫や義母の悪評を世間に広めるのはもはや犯罪に近い行為」「SNSで世に触れ回って旦那や旦那家族を一方的に非難するなどあり得ない」「もはやどちらがモラハラなのかわからない」といったものがあった。

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 そもそも人は、第三者の悪評を話す人物に対して悪い印象を抱く傾向があると、オハイオ州立大学スコーロンスキー博士の実験などで証明されている。ただし、同実験はあくまでも面識のない他人同士で行われた結果で、熊田の場合、ファンや友人など、日頃から熊田の気持ちに寄り添ってくれる人たちからは同情されていたはずだった。しかし、そうでない人たちの人目にも広く触れてしまったため、悪い印象として広がってしまったようだ。

 また、熊田が芸能人であったことや、一方的な発信で相手が反論できず、受け手にイメージを植え付ける形になったことも、批判につながった原因のひとつだ。一般人が同じようにSNSで身内の不満を吐露するよりも、投稿がより多くの人目に触れやすく、話題として広まる規模が大きければ、そのスピードも速い。社会的影響力が大きいだけに、発信する情報の内容によっては影響力を悪用していると捉えられてしまう。

 もちろん、DVやモラハラはもってのほかであり、何にせよ熊田が精神的に追い詰められていたことに変わりはない。しかし、身内で抱える悩みを打ち明ける場所として、SNSは適切ではなかったようだ。特に、人間関係に関する悩みは、普段から自分の話に耳を傾けてくれる人や信頼できる人を選んで話した方が良いだろう。

 SNSは悩みや不満を吐露しやすい場であるだけに、注意したいところだ。

文:心理カウンセラー 吉田明日香

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