頭部は未だ見つからない女性のバラバラ遺体、ネット掲示板のリアルすぎる投稿との関係は【未解決事件ファイル】

頭部は未だ見つからない女性のバラバラ遺体、ネット掲示板のリアルすぎる投稿との関係は【未解決事件ファイル】

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 2003年3月11日、東京都奥多摩町の日原街道沿いにあるがけの斜面から、何者かに切断されたとみられる人体の一部が発見された。2021年6月現在も身元は特定されておらず、犯人の手がかりもほとんど見つかっていない。ネット上でも情報はわずかしか残されていないこの事件だが、遺体が発見された同時期にネット掲示板で関係を疑わせる不審な書き込みが残されていた。

 第一発見者は渓谷に釣りに来ていた男性。日原街道から川原に降りようとしたところ、人の手首のようなものを発見したという。慌てて道路まで駆け上がり、通りかかった車を止めて110番通報を依頼した。

 駆け付けた警察官は手首を確認し、付近の捜索を開始した。すぐ近くで左手首と右足首が発見され、翌日には右前腕部と頭髪の一部も見つかった。右前腕部には雪が積もっていたことから、付近で降雪があった3月6日以前に遺棄されたとみられている。

 被害者は一体誰なのだろうか。司法解剖の結果、発見された遺体はのこぎりのような刃物で切断されていたことが判明。20代後半から40代の女性で、体型は小太りで血液型はA型だという。他には、足の爪に赤色のペディキュアが塗られ、小指外側に大きなタコがあったそうだ。特徴的な遺体ではあったものの、頭部や胴体は見つからず、身元特定は困難を極めた。

 犯人側の情報も全くというほど見つからず、現場から手がかりになるような証拠品は発見されることはなかったという。

 遺体が発見された現場は警察官が送られた青梅署から24キロほど離れた山奥にある。道路こそ整備されているものの、付近の町から行くには車でも40分近くかかるそうだ。事件があった3月はちょうど渓流釣りが解禁となる時期で、釣り人が訪れるとはいえ、普段は人通りが少ない場所でもある。犯人が遺体を遺棄するには絶好の場所だったのかもしれない。

 現在、事件発生から年数がたっていることもあり、ネット上ではほとんど語られることのない本事件だが、一部でネット掲示板の書き込みと関連が噂されている。その書き込みは「死体の処理方法」という内容で、2003年1月30日に投稿されたものである。

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 質問を投稿した人物が淡々と死体処理方法を質問しているのだが、非常に内容が生々しく話題を呼んだ。投稿した人物は自分のことを「男子大学生」だといい、遺体は「小柄な女」と明かしている。他の掲示板利用者からの冗談めいたアドバイスに対して「ミキサーは無理ですよ」「歯は抜いてもDNAとかで特定されませんか?」「脂肪で刃が駄目になってしまう」と淡々と答えていた。

 そして、胴体、手首、足首をバラバラにし、山の中などに分けて捨てると宣言。「県が違えば捜査のかく乱が狙える」など話した上で、薬品を使用して溶かした遺体を海にまき、全て処理を終えたと投稿した。被害者との関係について聞かれると「被害者側の親族は捜索願を出さないので、死体が見つからなければばれない」と答えている。最後に殺害した理由について「欲求です。性交したいのと同じ感覚で殺したかった」と述べてそれ以降、書き込みは途絶えてしまった。

 その後、バラバラ遺体が発見される事件がいくつか発生したため、犯人が捕まった事件も含めて関連が疑われていた。しかし、当時はネットの書き込みに関する法規制がなく、捜査が行われることもほとんどなかった。

 この「死体の処理方法」という書き込みに関してもあくまで噂留まりで、犯人が逮捕されたという情報はない。面白がって犯罪を匂わせる書き込みをする人物がネット掲示板では少なくなかったこともあり、虚偽の愉快犯だろうという声も多い。いずれにせよ、女性の遺体は未だ頭部と胴体は見つかっておらず、身元も特定されていない。犯人は一体どうやって警察から逃げているのか。

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