コロナ関連、五輪関連でも激しい議論 『モーニングショー』の名物、玉川徹氏と田崎史郎氏のバトル

コロナ関連、五輪関連でも激しい議論 『モーニングショー』の名物、玉川徹氏と田崎史郎氏のバトル

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 『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で毎朝のようにバトルを繰り広げるコメンテーターの玉川徹氏と政治評論家・田崎史郎氏。

 一貫して政権を批判し続ける玉川氏と、擁護に回ることの多い田崎氏のバトルは、番組の名物になりつつある。2021年に繰り広げられた2人のバトルを振り返ってみたい。

 4月1日の放送では、田崎氏が「まん延防止等重点措置」を「まん防」と繰り返し発言したことに玉川氏がなぜか激高し、「まん防という言葉がテレビになると、音しか伝わってこないから緊迫感に欠けるんです」と怒りを見せ、バトルに。これにはMCの羽鳥慎一も同調し、田崎氏は「まん防」と略しただけだったのだがやり込められてしまった。

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 2人の政治思想の違いが如実に表れたのが、平井卓也デジタル改革担当大臣をめぐるバトルだ。6月14日放送分で田崎氏は平井大臣が「NECには死んでも発注しない。場合によっては出入り禁止にしなきゃな。オリンピックで、あまりグチグチ言ったら完全に干す」「一発、遠藤のおっちゃん(NECの遠藤信博会長)あたりを脅しておいた方がいい」と発言したことについて、「直接(NECに)言ってるわけではない」「国が払うお金がゼロになった。つまり税金の無駄遣いがなくなった」と肯定的な見方を示した。
 
 ところが玉川氏は「『干すんだぞ』ということが、どういうふうな伝わり方をしたのか分からないが、(NECへの金額が)ゼロになっている理由になっているとすれば大問題なんじゃないか」などと、激しくかみ付く。これには田崎氏も、「大問題だというならば、影響があったというエビデンスがないと言えませんよね」と返し、バトルになった。

 さらに東京オリンピックが目前に迫った7月7日の放送でも、田崎氏が「組織委員会は5000人で開会式をできないかという声もある」と述べたことに玉川氏が激怒し、「なんで、そんなに観客を入れたいんだろう? 5000人でもいいから入れたいと言っているのは何なんですか、本音は。なんで、そんなに入れたい?」などとまくし立てた。

 田崎氏は「できるだけ正常な形のオリンピックに近付けたいと。普段は観客がいるわけですからね。その思いだと思う」と語ったが、五輪の無観客に強くこだわる玉川氏は、納得のいかない表情を浮かべていた。

 思想の違う2人が意見を戦わせることでバランスを取っているようにも思えるが、玉川氏が感情的に食ってかかり、田崎氏が冷静にかわす構造が「見苦しい」という声も少なくない。

 番組の名物になりつつあるだけに今後も続いていくものと思われるが、冷静で建設的な議論をお願いしたいものだ。

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