高学歴ながら非正規労働続き? コメンテーター業も好評の金子恵美氏は隠れた苦労人

高学歴ながら非正規労働続き? コメンテーター業も好評の金子恵美氏は隠れた苦労人

金子恵美氏

 このところコメンテーターとして好感度を上げているのが、元衆議院議員の金子恵美氏だろう。金子氏と言えば、「ゲス不倫」の宮崎謙介元衆議院議員の妻の立場としてテレビに出始めた。しかし、最近では夫以上に活躍が目立つ。『バラいろダンディ』(TOKYO MX)やラジオ番組『斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!』(文化放送)にレギュラー出演。このほか『サンデージャポン』(TBS系)などでも度々目にする。

 金子氏は元政治家の立場から、内部事情について実体験を交えてコメントを行うことが多い。さらに、所属は与党の自民党であったため、野党的な「批判ありき」「言いっぱなし」といった内容ではない点が好評を得ているのだろう。

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 また、金子氏は経歴を見ると、早稲田大学卒業、ミスコン経験者と非の打ち所のない存在のように見えるが、実は隠れた苦労人でもある。

 金子氏は、大学卒業後、地元の新潟放送に非常勤職員として入社。退社後はフリーのライター活動などを行っていた。1978年生まれの金子氏の世代は「ロスジェネ」とも呼ばれるが、まさにその当事者として非正規の立場で仕事をしてきた経緯がある。

 その後、新潟市議会、同県議会議員を経て、2012年の衆議院議員選挙で初当選を果たす。いわゆる安倍チルドレンの一人ながら、地道な政治キャリアを積み重ねており「一本釣り」「スカウト」的な存在ではない。

 また、ミスコンも「新潟県きものの女王」とローカルなものであり、この件は金子氏自身が自虐的にネタにすることも。そうしたユーモアがある点も評価されているようだ。

 何より、金子氏にはクリーンなイメージがある。河井克行元衆議院議員と妻の案里元参議院議員が選挙時に「お金配り」をしていた問題では、自身も選挙の時に「みんなやってるんだから」と求められたと暴露している。ただ、金子氏はそれを拒絶している。

 金子氏は2017年の選挙に落選後は、比例区では次点の存在であり、他の議員の死去や辞職が起こった場合は当選の可能性もあった。ただ、その権利を放棄して政治家引退とタレント転身を表明した。こうした振る舞いに「潔さ」を見る声もネット上ではある。

 金子氏のさらなる活躍に期待したいところだ。

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