カナダ五輪記者、日本人親子からの心温まる贈り物を公開 関係者に手を振る男の子も紹介し「これは魔法」感動の声続々

カナダ五輪記者、日本人親子からの心温まる贈り物を公開 関係者に手を振る男の子も紹介し「これは魔法」感動の声続々

画像はイメージです

 連日行われているオリンピック。日本には選手だけではなく、オリンピックの感動を伝えようと多くの記者が世界各国から訪れているが、とある記者のツイートが反響を呼んでいる。

 カナダの国営放送「CBC」で記者を務めるデビン・ハーロウ氏は、日本のコンビニエンスストア「セブンイレブン」を気に入ったようで、連日セブンイレブンで購入した食事について投稿し、日本でもその投稿がじわじわと注目を集めている。そんなハーロウ氏の元に、とある荷物が届いたことを同氏はTwitterを通して報告している。

 ハーロウ氏は1日、自身のTwitterで国際放送センターにいる自分宛に届いたという荷物の写真を掲載し、「本日の終わりに短い報告を」「小包が届いた、私に? 私に!」とツイート。その後、荷物を開けると、中には新幹線や犬、ハンバーガーが完成するレゴブロック、うちわなどが入っていたという。

 ?>>日本人観光客を受け入れ始めたヨーロッパ、アジア人差別はもうない? 現地での意識に変化は<<???

 ハーロウ氏は荷物の詳細について、ツイートした翌日である2日、カナダの国営放送「CBC」の公式ホームページに記事にして報告しているが、記事によると荷物は“ヨウコ”という4歳の息子を持つ、45歳の日本人の母親からで、荷物の中にはその女性からの手紙が入っていたという。女性はハーロウ氏がセブンイレブンについて連日ツイートしているというネット記事を見てハーロウ氏のことを知ったそうで、便箋用紙2枚に渡ってびっしりと英語で書かれたその手紙には、「記者の皆さんにはもっと東京を楽しんでもらいたかったのですが、(コロナ禍で)多くの行動の制限があり残念に思います」と書かれていた。

 さらに手紙は続き、手紙と共に同封したレゴブロックなどについて言及。女性は自身の4歳の息子が新幹線のレゴブロックが大好きなこと、そしてそれらを100円ショップで見つけたことを明かしつつ、「一息つける時間があったら、同封したレゴブロックを組み立ててみてください。そしてコロナが収束したら、是非また日本に来てください」と綴られていた。

 ハーロウ氏は一連の出来事を受け、記事の中で「彼女は私の東京オリンピックでの経験を忘れられないものにしてくれた」と明かしている。そして、女性に向けては、荷物が届いたことを報告した1日の最初のツイートに返信する形で、「ヨウコへ私が日本に来たことを歓迎してくれてありがとう」「私はこの出来事を忘れないでしょう」とツイートしていた。

 ハーロウ氏の報告を受け、ネットユーザーからも多くの反響があり、海外の人からは「涙が溢れた」「ホスト国の文化と人々の行いに感謝」という声が。日本人からは「多くの日本人はこのような状況下でのオリンピックの開催を残念に思っています。ですが、私たちはあなた方がまた日本に戻ってきてくれる日を楽しみにしています」との声が寄せられていた。
 
 またハーロウ氏は1日、別のツイートもしており、「オリンピック期間の私のお気に入りの瞬間の一つ」というコメントと共に5歳前後の男の子とその父親と見られる男性が、クレヨンのようなもので書かれたオリンピックの五輪マークの絵と「がんばれ!!」「Good Luck!!」と書いた紙を手に持ち、手を振っている写真を投稿。男の子と父親はオリンピック関係者のバスが通る道で待ち伏せし、バスが通ると紙を掲げて手を振っていたと思われ、ハーロウ氏は「バスが通りすぎるたびにそれぞれのバスに手を振っています」「これは魔法です。純粋な魔法です」と綴っていた。

 こちらのツイートにも多くの反響があり、海外の人からは「この瞬間、あなたは純粋な愛を感じたことでしょう」「日本は素晴らしい行いをする」「私はオリンピックの盛り上がりを共有できない東京の人々に心を痛めています。ですが、情熱を持っている彼らの行動をシェアしてくれてありがとう」という声が、日本人からは「日本のメディアはオリンピックの開催について否定的なことを言っているけど、それをどうか信じないで。多くの日本人はアスリートたちが私たちに勇気をくれることを楽しんでいます。こんな大変な状況下でも日本に来てくれてありがとう」「日本のメディアは日本人がどのように感じているか報道しないけれど、日本人は頑張る選手たちを応援しています。コロナ禍が落ち着いたら日本に改めて来てください。日本人はあなたの再訪を待っています」との声が寄せられていた。

 SNSを通じて、ホスト国である日本はオリンピック関係者からのリアルな声を聞くことができ、逆に日本人は自らの思いを直接伝えることができる。SNSは温かな国際交流ツールにもなり得るようだ。

記事内の引用について
Devin Herouxの公式Twitterより
https://mobile.twitter.com/Devin_Heroux
「The magic of the Olympics, delivered in a manila envelope」(CBC)より
https://www.cbc.ca/sports/olympics/summer/olympics-postcard-aug2-1.6126660

関連記事(外部サイト)