20代特別支援学校講師、偽造教員免許で勤務し逮捕 管理体制の甘さに怒りの声も

20代特別支援学校講師、偽造教員免許で勤務し逮捕 管理体制の甘さに怒りの声も

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 福井県の特別支援学校に勤務していた20代の男性講師が、偽造した教員免許を提出し勤務していたとして18日、有印公文書偽造・行使の疑いで逮捕された。

 警察によると、男は2018年11月、福井県内の特別支援学校で勤務するため、免許状など3通を偽造して提出し、そのまま特別支援学校で勤務していた。そして、2021年になり免許の偽造が発覚。福井県教育委員会が刑事告訴した。

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 その後、警察は偽造が確認できたとして逮捕。取り調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めている。現在のところ動機や県教育委員会がなぜ偽造を見抜けなかったのかなどについてはわかっていない。男は既に退職したという。

 特別支援学校で物を教える男が、免許を偽造していたというあり得ない事件に、「教員免許をきちんと確認せず、適性検査もしないなら教員免許なんて必要ないじゃないか」「免許番号を照合すれば一発でわかるはずでしょう。ずさんな管理をしているからこうなる」「教員免許すら持たない人間が講師とは言え、教壇に立つなんて普通にあり得ないでしょ」と怒りの声が上がった。

 教員免許の偽造事件は昨今、相次いでいる。2020年12月には大分県の県立学校に臨時講師として勤務していた25歳の女が、教員免許状を偽造し勤務したことが発覚している。女は「いつかはバレると思っていたが、言い出せなかった」と話し、容疑を認めていた。

 また、栃木県でも、2016年3月に県内の中学校に勤務していた当時55歳の女性養護教諭が、免許状の名前や免許の交付年月日を偽造したものを提出していたことが発覚。この教諭は実に29年間学校で勤務していた。

 偽造はあり得ないが、気が付かないことも大問題と言わざるを得ない。

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