中条きよし氏に年金未納報道、菅直人氏はシャレにならない「未納三兄弟」騒動
2023年01月28日 10時00分リアルライブ

麻生太郎副総理兼財務相
日本維新の会所属の中条きよし参議院議員に、年金保険料750万円の未納報道が出ている。『週刊文春』(文藝春秋)ならびに同誌のウェブサイト「文春オンライン」が報じたもので、当選後に日本年金機構の職員が未納分を支払うよう求めたが、支払いがなされていないという。報道を受け、中条氏は未納だったかどうかは「記憶にない」などとコメントしている。
政治家の年金未納問題は、定期的に取り沙汰されるスキャンダルだ。特に政治家の知名度が高いほど、注目を集めやすいと言える。
国会中を巻き込む事態となったのが、2004年4月に巻き起こった騒動だろう。当時は小泉純一郎氏が総理大臣だったが、小泉内閣のうち経済産業大臣の中川昭一氏、総務大臣の麻生太郎氏、防衛庁長官の石破茂氏の3名の年金未納が発覚した(肩書は当時)。いずれも知名度の高い政治家であり、さらに現職の閣僚とあって大きなスキャンダルとなった。これに対し、野党第一党の民主党代表だった菅直人氏は、当時のヒット曲である「だんご3兄弟」になぞらえて「未納三兄弟」と舌鋒鋭く批判した。
しかし、間もなく当の菅氏自身にも1996年1月から10月までの10か月間にわたって年金を納めていないことが発覚する。この時期に菅氏は厚生省(現・厚生労働省)の大臣を務めていた。同省は年金を始めとする社会保険事業を取り扱っているだけに、なんともシャレにならない結果となってしまった。
これは、意図的に未納だったわけではなく、脱退と加入の手続きを間違える行政上のミスであったが、菅氏が批判した3名も同様のケースと言えるだけに、強い批判を集めてしまった。言わば、相手に向かって投げかけた批判がそのまま自分に跳ね返って来るブーメランとなってしまった。
政治家の年金未加入問題は、相手を批判するにあたって攻めやすいポイントだと言えるが、場合によっては自分側に跳ね返ってくることもある問題だと言えるだろう。
政治家の年金未納問題は、定期的に取り沙汰されるスキャンダルだ。特に政治家の知名度が高いほど、注目を集めやすいと言える。
国会中を巻き込む事態となったのが、2004年4月に巻き起こった騒動だろう。当時は小泉純一郎氏が総理大臣だったが、小泉内閣のうち経済産業大臣の中川昭一氏、総務大臣の麻生太郎氏、防衛庁長官の石破茂氏の3名の年金未納が発覚した(肩書は当時)。いずれも知名度の高い政治家であり、さらに現職の閣僚とあって大きなスキャンダルとなった。これに対し、野党第一党の民主党代表だった菅直人氏は、当時のヒット曲である「だんご3兄弟」になぞらえて「未納三兄弟」と舌鋒鋭く批判した。
しかし、間もなく当の菅氏自身にも1996年1月から10月までの10か月間にわたって年金を納めていないことが発覚する。この時期に菅氏は厚生省(現・厚生労働省)の大臣を務めていた。同省は年金を始めとする社会保険事業を取り扱っているだけに、なんともシャレにならない結果となってしまった。
これは、意図的に未納だったわけではなく、脱退と加入の手続きを間違える行政上のミスであったが、菅氏が批判した3名も同様のケースと言えるだけに、強い批判を集めてしまった。言わば、相手に向かって投げかけた批判がそのまま自分に跳ね返って来るブーメランとなってしまった。
政治家の年金未加入問題は、相手を批判するにあたって攻めやすいポイントだと言えるが、場合によっては自分側に跳ね返ってくることもある問題だと言えるだろう。
65歳を基準に受け取りを先延ばしするとその分受給額が増えるし、確か60歳以上65歳未満の前倒し受給もできたようなできなかったような。前倒し受給は金額減らされてその金額でずっと続くイメージ。まああれだね、自分がいつ死ぬかなんてわからないので、なかなかどっちが得かなんて判断し難いですね。
年金積立金管理運用独立行政法人 (Government Pension Investment Fund, GPIF) 厚生労働省所管の独立行政法人。日本の公的年金のうち、厚生年金と国民年金の積立金の管理・運用を行っている。 2020年度の運用成績は、過去最高となる37兆7,986億円の黒字。
令和4年度の国民年金保険料は、毎月16,590円。 よほどの稼ぎがない限り、こんな金額は払えません。 収入の減少や失業等により国民年金保険料を納めることが経済的に困難な場合、 未納のままにせず、「国民年金保険料免除・納付猶予制度」の手続きを。