ビジネスでも家庭でも使える! “ロジカルシンキング“で相手を納得させる

ビジネスでも家庭でも使える! “ロジカルシンキング“で相手を納得させる

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 “自分の意見を通す”にはいろいろな手段がある。一昔前であればトップダウンで決めるやり方もスタンダードとされていたが、今や百花繚乱の“ハラスメント“が渦巻く時代。さらにグローバル化も急激に進む昨今に、そんな手法を使ってしまうとあっという間に首元が寒くなることうけ合いだ。

 現代は“相手もストレスレス“な状態で納得させるような手法が必要となる。まずは“論理“がしっかりとしていることが重要だ。ここでは最近企業の研修で盛んに扱われている「ロジカルシンキング(論理的思考)」について取り上げてみたい。

 そもそも「論理的」とは「筋道を立てて分かりやすく伝える」ことだという。そのために必要な3つのポイントがあるそうだ。一つ目は“主張がしっかりとしている“こと。伝えたいことを明確にし、目標や理想がブレていないことが、まず重要なポイント。二つ目は“主張に対しての論拠がある“こと。具体的な数字などのデータを示すことで、より納得しやすくなるとのこと。最後は“論拠が主張をしっかりと下支えしている“こと。これらのリレーション(関係)が正しく機能すると、説得力が増すようだ。

 これらを踏まえた上で、主張を最上位に据え、その下のレイヤーに論拠、さらに下に事実やデータを並べた“ピラミッド“を作ってみる。すると論理的思考の構成が可視化され、より分かりやすくなるとのことだ。

 補足的なポイントとして“論拠は3つ程度が望ましい“そうだ。これはシーナ・アイエンガー教授の「選択の科学」で登場する“ジャムの法則“で提唱されたこと。スーパーで24種類と6種類のジャムを用意し、どちらが売れるかを実験した場合、24種類の場合3%、6種類の場合30%の人がジャムを購入したとの結果にちなんでいる。人はあまりにも選択肢が多いと、思考が麻痺してしまい、投げやりになってしまうそうだ。したがって論拠も多すぎればいいというわけではない。3つ程度が適量だそうだ。

 これらの法則に沿って、理論的に物事を考えることを習慣化すると、相手に不快な思いをさせずに、自分の言い分を受け入れてもらえるようだ。ビジネスを円滑化させるツールとして、また、奥さんにお小遣の値上げ交渉のためにも取り入れてみて損はないのではなかろうか。

文 / 萩原 孝弘

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