教育委員会係長が飲酒運転で検挙 度を超えた酒量、教育者のモラル欠如に「ありえない」の声

教育委員会係長が飲酒運転で検挙 度を超えた酒量、教育者のモラル欠如に「ありえない」の声

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 14日、兵庫県三木市教育委員会の教育・保育科に勤務する男性係長(48)が酒気帯び運転をしたとして懲戒処分を受けたことが判明。その呆れた行動に怒りの声が広がっている。

 同教委によると、この係長は昨年11月、居酒屋でビール中ジョッキ3杯、スナックで焼酎を3杯ほど飲酒。その後、駐車場の車の中で仮眠をとったのち、帰宅するためハンドルを握り、約6キロ運転した。

 眠気に耐えられなかったとみられる係長は、市道の交差点付近で停車し居眠りをする。それを見た市民が通報し、警察に摘発された。

 係長は神戸簡裁から罰金30万円の略式命令を受けており、事態を重く見た同教委は14日、係長を停職1か月の懲戒処分としたと発表した。

 学校教育の中枢を担う教育委員会の係長を務める人間が、居酒屋とスナックで酒をたらふく飲んだ挙げ句、自動車で帰ろうとすることは、教育者にあるまじき行為で、著しく常識を欠いていると言わざるをえない。このニュースを聞いたネットユーザーからも「ありえない」「飲んで車で帰ろうとするなんて許せない」との声が。また、「たった1か月の停職で役職も給与も保障されるなんておかしい」「教育委員会は事の重大さを理解していない」と、処分について不満を訴える声も飛んだ。

 兵庫県では教師によるわいせつ事件や盗撮、そして校長による部下の女性教諭へのセクハラなど、学校教育者による著しく倫理を欠いた反社会的行動が続発している。

 そのたびに県教育委員会の職員が記者会見で頭を下げているが、改善傾向が全く見られないのが現状である。今回の三木市教育委員会係長による呆れた飲酒運転は、事態の改善が進まない理由が、教師のモラルだけではなく、教育委員会の人間も著しく倫理を欠いているためと言われても致し方ないだろう。

 兵庫県に限らず、全国で教師の不祥事が相次いでいる状況。多くの教師、教育委員会職員は真面目に働き、額に汗していると思われるが、教育者にあるまじき行為をする人間がいることもまた事実である。

 生徒たちは、時に理不尽とも思える「学校のルール」に、嫌々ながらも従っている。それを管理監督する教師と教育委員会が「社会のルール」を守ることができないのでは、話にならない。

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