ベーグルが薬物検査に反応、母親が赤ちゃんと引き離される 他にも身近なアレが薬物反応?

ベーグルが薬物検査に反応、母親が赤ちゃんと引き離される 他にも身近なアレが薬物反応?

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 薬物の乱用は、世界中で問題になっている。しかし海外には薬物を使用していないのに、薬物検査で反応を示し、子供と引き離されてしまった人がいる。

 海外ニュースサイト『Fox News』は2019年5月15日、アメリカ・ニューヨーク州で20歳の女性、エリザベス・ドミンゲスさんが、薬物使用を疑われ、生まれた直後の息子と引き離されたと報じた。ドミンゲスさんは同州の病院で息子を出産した後、出産後の検診の一つである尿検査を受診。病院はドミンゲスさんの尿から薬物反応を確認し、児童保護局に連絡した。ドミンゲスさんは身に覚えがなかったため薬物の使用を否定したが、児童保護局は聞き入れず、まだ生まれて24時間経っていない息子を保護。ドミンゲスさんと面会できないようにしたという。

 取り乱したドミンゲスさんは病院からすぐに夫に連絡。夫は「出産前に食べたベーグルが原因ではないか」と答えたそうだ。ベーグルの上にはケシの実がまぶしてあったようで、ケシの実が薬物検査に反応したのでは、と夫は考えたそうだ。すぐに夫が病院に駆け付け、ドミンゲスさんと夫がベーグルの件を病院に訴えたところ、病院側は「ケシの実が反応した可能性もある」と夫婦の主張を認めた。ケシの実はモルヒネの原料となるもので、薬物検査に反応することがあるという。息子は翌日、入院中のドミンゲスさんのもとに戻された。疑惑は晴れたものの、ドミンゲスさんは同記事のインタビューに対し「薬物反応は間違いだったのに、いまだに私のことを薬物に手を染めたひどい母親だと誤解する人もいる。本当に悲しい」と話している。

 このニュースが世界に広がるとネット上では「ベーグルで薬物反応が出るなんて恐ろしい」「生まれてすぐの息子と会えないなんてパニックだっただろうな」「夫がベーグルが原因だと気づいてよかった」といった声が挙がっていた。

 海外には、意外なものが薬物検査に反応してしまった例が他にもある。

 海外ニュースサイト『Washington Post』は、2015年11月、アメリカ・フロリダ州に住む男性が、薬物使用を疑われて拘束されたと報じた。男性は交通違反の取り締まりで警察の尋問を受けた際、車の床に落ちていたドーナツの食べかすが覚せい剤ではないかと疑われたという。男性は「それはドーナツの砂糖が落ちたものだ」と否定したが、警察は聞き入れずキットで薬物検査を実施。検査の結果、薬物反応が出たそうだ。その後、同州の鑑識が改めて検査をしたところ、薬物でないことが判明。薬物検査キットがなんらかの理由で誤反応を示してしまったようだ。男性は検査結果を受け10時間ほど勾留されたが、その後、保釈された。

 いずれのケースも寝耳に水だっただろうが、誤反応は人の人生を変えることにもなりかねない。検査は慎重に進めてもらいたいものだ。

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