11歳少年を地面に叩きつけ逮捕 我が子可愛さで暴走するモンスターペアレントたち

11歳少年を地面に叩きつけ逮捕 我が子可愛さで暴走するモンスターペアレントたち

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 親なら、少しでも子供のために何かしてあげたいと思うものだろう。海外には子供を思うがあまり、正々堂々と戦うはずのスポーツの場で、トラブルを起こした親たちがいる。

 海外ニュースサイト『ABC7』は2019年5月18日、アメリカ・カリフォルニア州で行われたキッズバスケの試合で、観戦中の母親が試合をぶち壊し、騒動になったと報じた。同記事によると、10歳前後の子供たちからなるバスケチームの試合中、試合を観戦していた母親が、自身の子供が所属するチームの対戦相手の9歳の男児にさりげなく足をかけたそうだ。選手はドリブル中で、母親の足につまずいて転倒。同記事は母親が9歳の男児に足をかけた様子を動画で公開しているが、幸い、大けがには至っていないように見える。母親の行為は周りで見ていた人たちの証言で明らかとなった。試合後、母親は両チームのコーチから注意を受け、今後、試合を観戦することを一切禁止されたという。

 子供の試合で母親同士がヒートアップしてしまうこともあるようだ。

 2019年2月15日、アメリカ・ウィスコンシン州でジュニアレスリングの大会を観戦中の母親同士が、けんかを始めたと海外ニュースサイト『METRO』が報じた。同記事によると、試合中、劣勢に立たされた選手の39歳の母親が、相手選手の32歳の母親に対し「調子に乗るな」と挑発。手を出すことはなかったが、挑発を受け、相手選手の母親が劣勢だった選手の母親につかみかかり、取っ組み合いのけんかが始まった。当初、2人の母親は応援席にいたが、競技エリア内まで入り込み、けんかを続けたという。周りの人が仲裁に入り、2人はけんかをやめたが、試合は一時中断となった。

 子供の試合で熱くなるのは母親だけではない。

 2017年11月9日、アメリカ・ノースカロライナ州で行われたアメフトの試合を観戦していた当時40歳の父親が息子の対戦相手の当時11歳の少年に暴行を働いたと海外ニュースサイト『abc13 News』が報じた。同記事によると父親は、息子が出場している試合を観戦していたが、突然フィールドに出向き、息子の対戦相手である11歳の選手を地面にたたきつけ、その後、体を地面に押しつぶすなどの暴力を振るったという。周りの人が警察に通報し、父親は駆け付けた警察によって逮捕された。両チームは昔からライバル関係にあり、選手たちはフェアプレーをしていたものの、応援席が熱くなりすぎる傾向があったようだ。父親は警察の調べに対し、「息子はスター選手なのに、このままでは相手の選手につぶされると思った」と話しているという。

 我が子を思うあまりに自己中心的で理不尽な要求をする親は「モンスターペアレント」と呼ばれ、日本でも問題となっている。しかし、海外のモンスターペアレントは日本以上にやっかいな存在のようだ。

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