厳しすぎる? テスト開始25分以内トイレで離席しても欠席扱い、校則が設けられた事情は

厳しすぎる? テスト開始25分以内トイレで離席しても欠席扱い、校則が設けられた事情は

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 滋賀県の複数の高校が定期テストの際、人間の生理現象を制限するような独自のルールを課していることが判明し、物議を醸している。

 独自のルールを設定・運用していたことが発覚したのは、滋賀県彦根市の私立彦根総合高校。定期テストの際、開始から25分の間はたとえトイレに行きたくなったとしても退席すると「欠席」扱いとしていた。これはカンニングを防止するためのものだという。

 このルールは生徒手帳に明記されており、試験中にもアナウンスされるとのことで、一部報道によると10年以上前から運用していた模様。なお、事前に体調が悪いことを申告した場合は、退席は認められていた。

 同校は欠席扱いとした生徒については補習などで考慮すると話すが、成績に影響する可能性は高く、進路に重大な支障をきたすことは否定できない。実際に欠席扱いとなった生徒も存在し、「トイレが我慢できなかった」と話しているという。カンニングの危険性があることも事実ではあるが、生理現象を制限するのは異常に思えてしまう。

 滋賀県では、近江八幡市の県立八幡工業高校でも、定期テストの際にトイレに出た生徒に対し、得点を1割減点していた事が発覚。詳細は不明だが、滋賀県では定期テストのトイレには、かなり厳しい態度で接しているようだ。

 このルールに、ネットの反応は賛否両論。「生理現象を制限するのはおかしい」「欠席扱いとするのは厳しすぎるのでは」「明らかな生徒虐待。こんなルールはありえない」「生徒ファーストにするべきだ」と怒りの声が上がる。

 一方で、「これくらいは当然のルールでは」「休憩時間にトイレに行っておけばいいだけだ」「カンニング対策でやってる。導入された理由もそれなんだろうから、我慢するしかないのでは」「こんなルールが守れない人間は社会のルールも守れない」と運用に理解を示す声も少なくなかった。

 携帯電話・スマートフォン全盛時代でカンニングが巧妙化しており、それを防止するために不要な外出は許さないという趣旨のルールだと思われるが、生理現象を制限することに異論が出ていることも事実だ。

 このような試験のルールはほかでも運用されている可能性がある。実態を調査するべきかもしれない。

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