不倫を繰り返した警察官、感づいた相手女性を絞殺 【警察官の残虐事件簿】

不倫を繰り返した警察官、感づいた相手女性を絞殺 【警察官の残虐事件簿】

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 警察官は他人を拘束する権利を持ち、拳銃も携帯している。当然、一般人とは扱いが異なる以上、私生活も相応の清廉性が求められる。

 しかし、現状は必ずしもそうではない、わいせつ・横領・窃盗に手を染める者もいれば、借金や不倫など、著しく一般常識を欠く人間も。そんな常識外の私生活から、殺人事件を起こし、史上最低の警察官と揶揄される人物をご存知だろうか。

 その警察官(当時26)は、2013年に東日本大震災の被災地支援で大阪から宮城県警へ出向。有り余る性欲を満たすためなのか、街コンに参加。ここで後に殺される被害女性と出会い、「強引な押し」で付き合うようになる。

 女性は警察官に好意を持ったというが、警察官にとっては遊び相手でしかなかった様子。事件後の調べで、地元大阪に交際相手を残していたうえ、被害者と付き合いを継続。そして、警察官は大阪に戻り、女性も同じ大阪に移住した。

 一途に思いを寄せる女性に対し、警察官は冷たい態度を取る。どうやら性行為をしたい時だけ、会っていたのだ。そして、警察官は2014年8月に交際相手と結婚式を挙げた。そのことも、被害女性には隠していた。

 事態が発覚したのは、結婚式の写真を参加者の一部がFacebookに投稿したため。それを被害女性が見つけたのだ。結婚式を挙げていながら既に不倫中だった警察官はことを軽視していたが、被害女性が「制裁を受けてもらう」と書いたことで一変する。

 友人から書き込みの報告を受けた警察官は2015年1月、女性宅を訪れる。ここで「制裁を受けてもらう」といわれたことに激昂した警察官は、命乞いする女性の首を執拗に絞め、殺害し逮捕された。なお、後の調べで、妻以外に7人の女性と不倫していたことがわかっている。

 一途に思いを寄せる女性の心を踏みにじり、殺害するという行為。しかも、それが警察官だったことに、世間の怒りは爆発。警察官は裁判へと掛けられ、同8月、大阪地裁の裁判長は「強固な殺意に基づく執拗(しつよう)な犯行で悪質だ」「警察官として人の生命を守る義務に違反して生命を奪ったことは、強い非難に値する」として、懲役18年を言い渡した。

 警察官でありながら、女遊びを繰り返し、恋心を台無しにしたうえ地位が脅かされると、なんの躊躇もなく女性を殺した男。懲役18年が軽く思えてしまうのは、筆者だけではないだろう。

文 櫻井哲夫

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