撮影目的? 線路内に立入、警笛が鳴っても応じず 98分列車を遅らせた男に怒りの声殺到

撮影目的? 線路内に立入、警笛が鳴っても応じず 98分列車を遅らせた男に怒りの声殺到

画像はイメージです

 11月30日、北海道を走るJR札沼線豊ヶ岡駅で、「撮り鉄」と思われる男が線路に入り列車の運行を妨害し、遅延させる事案が発生。身勝手な行動に怒りの声が相次いでいる。

 事案が発生したのは、11月30日の午後6時25分ごろ。北海道空知管内月形町のJR豊ヶ岡駅で、線路に立ち入っている男を運転士が発見。管轄するJR北海道によると、男は鉄道写真を撮影するためにそこにいたものと思われるとのこと。

 運転士は警笛を鳴らすなどして立ち退くよう促すが、応じなかった様子。結局警察に連絡し、警察官が駆けつけたところ、男は立ち去ったという。当該列車は98分遅れで豊ヶ岡駅を出発。10人の足に影響が出た。

 豊ヶ岡駅は「秘境」などと呼ばれ、そのロケーションの良さから鉄道写真スポットとして人気がある。それだけにルールを守っている鉄道写真ファンの怒りは強く、「ふざけるな」「これで写真が規制されたらどうするんだ」「線路内に立ち入ることもあり得ないし、列車が来ても立ち退かないのもあり得ない」と憤慨する人が続出。

 また、「自分が行った時も警笛を鳴らされた鉄道ファンがいた」「豊ヶ岡に行った時、自分もおかしな人間を見かけた」などの声も。人気駅であるが故に、一部の無法者も集まっているようだ。一方、非鉄道ファンからは「また撮り鉄か」「豊ヶ岡駅の前にパトカーを常駐させておくべきだ」「鉄道の写真撮影を全駅で禁止するべきだ」などの声が上がった。

 写真撮影を趣味とする鉄道ファン、いわゆる「撮り鉄」による迷惑行為は社会問題化しており、駅員や車掌などが声を荒らげることもしばしばある。2018年には、東京メトロ千代田線6000系車両のラストランで、先頭車両に鉄道ファンが殺到し、ファン同士が怒号を浴びせ合うなどして運行に支障が出る事案が発生している。

 これを取り上げた『モーニングショー』(テレビ朝日系)で、コメンテーターの玉川徹氏が「一般の人からすると温かい目では全く見れないですから。例えばAKBとか欅坂とかが、『こういう人キモい』って一発言えばいいじゃないですかねえ」と発言し、物議を醸した。

 玉川氏の発言は「行き過ぎ」との声が多かったが、鉄道ファンによるマナー違反に憤慨している鉄道関係者や一般客は多い。これ以上問題が発生するようなら、ホーム上でのカメラ禁止や、撮影禁止などを検討しなければならないだろう。

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