若年層に広まる「スマホ老眼」とは…実情と対策

若年層に広まる「スマホ老眼」とは…実情と対策

スマホ老眼の原因

 スマートフォン(スマホ)などで近くを長時間見たあと、遠くがよく見えなくなったり、手元の小さい文字がぼやけたりといった症状が現れる「スマホ老眼」。この症状が現在、若年層に広がっているという。

 スマホ老眼は、「近くを長時間見たあと、遠くを見るとぼやける」「目の焦点が合いづらい」「目の疲れ(無理に焦点を合わせるため)」「目のかすみ」といった症状が一時的に現れることを指す。

 人は近距離を見るとき、「毛様体筋」という筋肉が水晶体をふくらませることでピントを合わせている。老眼は、老化に伴って毛様体筋が筋力低下することによって調整力が弱まるために起こる症状。近年ではパソコンやスマホを見続けることでこの筋肉を酷使して疲れさせることとなり、若い人でも老眼のような症状が起きるという。

 総務省が8月31日に発表した「平成27年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、休日における10代の携帯電話でのインターネット利用時間が過去最高の172.1分にのぼり、全年代の携帯電話でのインターネット利用時間やスマホ利用率が増加傾向にある。

 眼科の専門医である味木幸(あまきさち)氏によると、スマホ老眼を防ぐためには、きちんと睡眠をとることが一番重要。また、目の上や首の後ろを温めたり、肩甲骨と肩関節を回したりするなどして血行をよくすることが効果的だという。

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