愛知の滝高等学校が初優勝、全485チームの頂点に…数学甲子園2016

愛知の滝高等学校が初優勝、全485チームの頂点に…数学甲子園2016

「数学甲子園2016」優勝 滝高等学校「去年は予選落ちチーム」

 「数学甲子園2016(第9回全国数学選手権大会)」の本選が9月18日開催され、愛知県の滝高等学校「去年は予選落ちチーム」が全485チームの頂点に立ち、初優勝を飾った。

 数学甲子園は、全国の中学生や高校生、高専生が3〜5人のチームによる団体戦で数学力を競い合う大会。単に数学の問題を解くだけではなく、自分たちで問題を創作し、その問題についてプレゼンテーションを行うなどの競技を通じ、「数学力」「創作力」「問題解決能力」「チームワーク力」「プレゼンテーション力」を育む。2016年の予選出場校とチーム数は過去最高の237校485チームで、1,979人が参加した。

 8月に13の都道府県で開催された予選から勝ち進んだ36チームが、本選に出場した。優勝した滝高等学校「去年は予選落ちチーム」のメンバーは5人のうち1人が女性の男女混合チームで、高校2年生が4人、高校1年生が1人。滝高等学校は、本選には6回の出場を果たしており、2015年の大会では準優勝を受賞。

 本選のルールが、2016年度より大幅に変更された。本選出場者は、日本語表記問題10問、英語表記問題5問の計15問をチーム全員で40分以内に解答する1st Stageと、制限時間のなかで、提示されたテーマ「ゲーム」に沿った問題を創作し、問題のねらいや模範解答を作成する2nd Stageに挑戦した。その合計得点が高い上位5チームがFinal Stageへ進出し、2nd Stageで創作した問題についてそれぞれプレゼンテーションと質疑応答が行われた。

 滝高等学校「去年は予選落ちチーム」は、「おはじきを取る」ゲームについての説明と質疑応答を行い、ユニークな話術とたしかな数学力を発揮して、チームの総合力で見事、悲願の初優勝を果たした。準優勝には神奈川県の栄光学園高等学校「Ds(だあむすた)チーム」、敢闘賞には東京都の麻布高等学校「quaternion(くぉーたにおん)チーム」が選ばれた。特別賞「映画『奇蹟がくれた数式』公開記念KADAOKAWA賞」は、埼玉県立浦和高等学校に授与された。

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