2歳児の半数が「スマホ習慣化」 セキュリティ対策は不十分

2歳児の半数が「スマホ習慣化」 セキュリティ対策は不十分

1歳児のスマホ利用頻度

 1歳児の26.7%、2歳児の半数にスマホ習慣があり、低年齢化が進んでいることが、e-Lunchによる「幼児のスマートフォン・タブレット利用調査」から明らかになった。また、半数近くの保護者が、セキュリティ対策について「何もしていない」と答えた。

 e-Lunchは、母親目線で教育・保育現場でのネット利用安全教育を実施しているNPO法人。「幼児のスマートフォン・タブレット利用調査」は2015年9月16日から2016年6月30日の期間、1歳から6歳の幼児の保護者929人を対象に調査を実施。2014年調査時と比較した結果が、10月6日に発表された。

 1歳児のスマホ・タブレットなどの利用頻度では、2014年に81.8%を占めていた「ほとんど使わない」が66.6%に減少し、0%だった「ほぼ毎日」が6.7%に増加。「週に2〜4日程度」は1.8ポイント増え、20.0%となった。「ほぼ毎日」「週に2〜4日程度」を「習慣化している」と捉えると、その割合は1歳児の26.7%、2歳児の54.6%にあたる。2〜6歳児全体では、2014年に平均44.2%だった「習慣化」が、6.8ポイント増の51.0%に。スマホ利用の低年齢化がうかがえる。

 また、保護者のスマホ・タブレット利用時間と子どもの利用時間は比例する傾向にある。親の利用時間が「2時間」を超える層では、子どもも「1時間」「2時間」「2時間以上」の割合が高い。

 一方で、子どもが利用する機器でのセキュリティ対策状況を聞くと、406人が「何もしていない」と回答。また、「ウイルス対策」をしているのは319人だったが、「フィルタリング」については105人と少なく、両方の対策をとっているのは51人だった。低年齢化が進む中、安全への配慮が行き届いてない現状がわかった。

 e-Lunchは今回の調査結果を受け、2014年より開始した全国の幼稚園・保育園の保護者対象セミナーを継続し、家庭でのルールづくりやセキュリティ対策の啓発活動により一層の力を入れて取り組んでいくという。2016年9月1日から2017年6月30日までに、保護者向けの無料セミナー「スマホのある子育てを考えよう」を幼稚園・保育園など20か園で開催予定。現在、セミナーを開催する園を募集している。詳細は公式サイトで確認できる。

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