東京五輪、マスコットを公募…最終審査は全国の小学生が投票

東京五輪、マスコットを公募…最終審査は全国の小学生が投票

マスコットの参考例(リオ2016大会マスコット) (c) IOC/IPC

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、「東京2020大会」のマスコットを公募によって選定することを決定し、5月22日に応募要項を発表した。候補作品は、3〜4案から全国の小学校での投票などを経て、2018年3月頃に最終決定する。

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会では、外部有識者による「マスコット選考検討会議」を設置して協議し、「東京2020大会」のマスコット選考方法を公募に決定した。1964年の東京大会では、マスコットが存在しなかったため、夏季オリンピックでは日本初のマスコットとして、歴史に刻まれる存在になるという。

 応募要項によると、マスコットの役割は「選手や訪問客を歓迎し、子どもやファンの興奮をかきたて、オリンピック・パラリンピックの精神を伝え、東京2020大会ならではのメッセージを伝える大会のアンバサダー」。オリンピック・パラリンピックの試合会場をはじめ、イベントやライセンス商品、アニメーションなど、あらゆるシーンで活躍することになる。

 応募資格は、2017年4月1日時点で18歳以上の日本国籍および日本在住の外国籍の人(日本国内の住民票を持っている人)。個人または10名以内のグループでの応募が可能で、応募は1人(1グループ)1作品(1セット)限り。経験や受賞歴の有無などは問わない。

 応募者は、マスコットの「デザイン」「プロフィール(制作意図と特徴)およびオリンピックマスコットとパラリンピックマスコットの関係性」を制作し、オリンピックマスコットとパラリンピックマスコットをセットにして応募する。詳しい制作条件や注意事項などは、応募要項を参照すること。応募作品は、8月1日正午から14日正午まで、Webサイトから提出する。

 応募作品の中から、マスコット審査会が3〜4案程度の候補作品を選定したうえで、最終審査として全国の小学校においてクラス単位で投票を実施。マスコット審査会での確認・決定、東京2020組織委員会理事会の最終承認を経て、2018年3月頃に採用作品を発表する。

 採用作品には、賞金100万円(税込)と開会式への招待、最終審査候補作品となった作品には賞金10万円(税込)が贈られる。なお、マスコットのネーミングについては、マスコットのデザイン確定後、別プロセスで選考する。

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会では、マスコット公募にあたり、募集概要を動画で伝える「東京2020大会マスコット公募告知ムービー」を公開しているほか、大会ビジョンをもとにした「東京2020オリンピック・パラリンピックブランド開発方針」などの参考資料も紹介している。

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