夏の感染症に注意、東京都「手足口病」警報レベル超え

夏の感染症に注意、東京都「手足口病」警報レベル超え

夏に流行する小児の感染症について

 東京都福祉保健局は7月13日、毎年夏に小児を中心に流行する感染症「手足口病」「ヘルパンギーナ」「咽頭結膜熱(プール熱)」の患者報告数が増加しているとして注意喚起を行った。特に手足口病は第27週における患者報告数が都の警報基準を超え、大きな流行となっている。

 手足口病の平成29年第27週(7月3日〜9日)における定点あたり患者報告数は、都全体で4.18人。都の警報基準では、警報レベルにある保健所の管内人口の合計が、東京都全体の人口の30%を超えた場合と定められている。第27週の患者報告数をみると、31保健所中12保健所で警報レベルを超え、警報発令となった。

 警報レベルにある保健所は、中央区、みなと、文京、台東、墨田区、品川区、目黒区、北区、荒川区、練馬区、足立、葛飾区。もっとも多い荒川区は、前週の2.00人から9.50人へと大きく増加している。なお、第27週では5.0人未満だが、第26週時点で警報開始基準を上回っていたため、警報終息基準(2.0人/週)を下回るまで警報継続となるエリアもある。

 また、ヘルバンギーナは1.20人(警報開始基準値は6.0人)、咽頭結膜熱(プール熱)は0.98人(警報開始基準値は3.0人)。いずれもウイルスによる感染症で、特異的な治療法やワクチンはなく、感染症予防としては、こまめな手洗いや咳エチケットを心がけることが大切だという。

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