非大卒の半数、平均年収は300万円未満…学歴に関する調査

非大卒の半数、平均年収は300万円未満…学歴に関する調査

社会に出る前にもっとやっておくべきだったと後悔していること(大卒)

 大卒の55.6%が年収400万円以上だったのに対し、非大卒では50.8%が年収300万円未満であることが、大手前大学通信教育部の調査から明らかになった。大学を卒業していないことで後悔したエピソードでは、待遇面での差や職業選択の幅が狭まることなどがあがっていた。

 大手前学園通信教育部は、学ぶこと、大卒の資格があること・ないことによる違いを明らかにすべく「学歴に関する調査」を実施。調査期間は7月24日〜26日、20〜49歳の500名(大卒・非大卒、半数ずつ)から回答を得た。

 社会に出る前にもっとやっておくべきだったと後悔していることでは、大卒の42.4%、非大卒の53.2%が「勉強不足」と回答。「もっと遊んでおけばよかった」「人間関係」「恋愛」などもあがっていたが、「勉強不足」は大卒と非大卒で後悔した割合に差がみられた。

 年収に関して違いがあるのかを調べたところ、大卒は「300万円〜400万円未満」が19.6%、「400万円〜500万円未満」が18.8%、「200万円〜300万円未満」が18.0%など。一方、非大卒は「200万円〜300万円未満」30.0%、「200万円未満」20.8%、「300万円〜400万円未満」18.8%などとなっている。全体でみると、大卒は55.6%が年収400万円以上だったのに対し、非大卒は30.4%にとどまり、半数が年収300万円未満だった。大手前大学通信教育部は、大卒と非大卒では、学歴による年収の差が明確となったとしている。

 また、非大卒の90.8%が「年収が低い」と感じている。その理由については「自分の能力が低いから」52.0%がもっとも多く、ついで「学歴」39.2%、「会社が正当に評価してくれないから」22.9%があがっていた。

 大学を卒業していないことで後悔したことがあるか尋ねると、「一度もない」43.2%が最多。そのほかは、「何度もある」15.2%、「何度もではないがある」24.4%、「どちらかといえばある」17.2%。具体的なエピソードでは、「基本給が違う」「会社募集欄に、大卒以上と書かれていた時」のほか、「上司に怒られた際に、大卒であった同僚と比べられた」「『楽してる』みたいに言われた」などがあった。

 学歴が出世に影響していると感じたことがあるかという質問では、13.0%が「何度もある」、18.8%が「何度もではないがある」と答えており、「どちらかと言えばある」21.6%を合わせると、半数以上が影響を感じていた。

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