大学入学共通テスト、英語試験の実施要件を発表…申請は11月中旬から

大学入学共通テスト、英語試験の実施要件を発表…申請は11月中旬から

「大学入試英語成績提供システム」の活用イメージ(検討中)

 大学入試センターは平成29年11月8日、平成32年度(2020年度)より実施される「大学入学共通テスト」で活用する英語の民間試験について、英語4技能すべて偏りのない評価や、2年以上の実施実績などの参加要件を公表した。

 大学入試センター試験に代わる新たなテストとして平成32年度より「大学入学共通テスト」が実施される。文部科学省が平成29年7月に公表した「大学入学共通テスト実施方針」では、高等学校学習指導要領における英語教育の抜本的改革を踏まえ、大学入学者選抜においても、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能を適切に評価するため、一定の評価が定着している民間試験を活用することとなった。

 民間試験の活用を具体化するための仕組みとして、大学入試センターは「大学入試英語成績提供システム」を設ける。大学入試英語成績提供システムでは、受検生から大学入試センターへの成績送付の依頼があった回の成績をセンターが一元的に集約し、要請のあった大学などへ提供する。

 大学入試英語成績提供システムへの参加要件は、「日本国内における2年以上の実施実績」「英語4技能全ての偏りのない評価」「高等学校学習指導要領との整合性」「毎年度4月から12月までの間での複数回の試験実施」「原則、毎年度全都道府県での試験実施」など。

 ただし、当分の間、受検希望者が著しく少ない地域では、近隣の複数県をあわせた地域で合同実施することができる。この場合であっても、全国各地の計10か所以上で複数回の試験を実施する必要がある。

 平成29年11月中旬に試験・検定試験団体からの申込み受付を開始し、12月下旬に申込み状況を公表する。申込みのあった試験について参加要件を満たしているかの確認と団体との調整は、平成30年1月初旬〜3月下旬に行い、3月末を目途に確認結果を公表予定。平成32年4月より参加要件を満たした試験について大学への成績提供を開始する。

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