小室眞子さん、圭さん NYで始まる新生活・・・NY州の弁護士事情とは?

小室眞子さん、圭さん NYで始まる新生活・・・NY州の弁護士事情とは?

小室眞子さん、圭さん NYで始まる新生活・・・NY州の弁護士事情とは?

10月に結婚した秋篠宮家の長女・眞子さんと夫の小室圭さんが11月14日、アメリカ・ニューヨークへ出発しました。

圭さんは7月に行われたニューヨーク州司法試験で不合格だったことがわかっています。そんな圭さんは弁護士資格がないのにニューヨークで働くことができるのか、そもそもニューヨーク州の弁護士試験はどんな内容なのかなど、ニューヨーク州の弁護士資格を持つ樋口国際法律事務所代表の樋口一磨弁護士に聞きました。

▼NYでの新生活・・・日々の仕事に試験勉強

ニューヨークでの新生活が始まりますが、当然ながら試験に合格するまで弁護士としての仕事はできません。働きながら来年2月の試験に向けて勉強を進める見通しですが、圭さんはどんな仕事ができるのでしょうか。

樋口弁護士

「恐らくは“ロークラーク(弁護士見習い)”として働くことになるのではないでしょうか。業務内容は推測ですが、普通の事務員さんが行うような書類作りをしたり、もしかしたら弁護士のサポートとして書類作成や判例を探すなどのリサーチを任せてもらえたりするのではと思います」

気になるのが給料です。事務所によって金額は変わりますが、正式に弁護士として採用されると年収約2000万円ほどだと言われています。しかし、圭さんは見習いの立場なので約600万円なのではないかとのこと。

樋口弁護士

「利便性のいい所に2人で住む部屋を借りるとなると約30〜40万だと思います。食費も高いので・・・」

物価が高いことでも知られるニューヨーク。年収600万円で2人の生活を賄うことは難しそうです。

もちろん日々の仕事に加えて試験勉強もしなくてはいけません。弁護士見習いとして採用されれば恐らく1日8時間勤務の週休2日制が基本になります。働きながら試験勉強の時間を捻出することとなりますが、弁護士事務所での業務は試験勉強に直結するかと思いきや・・・

樋口弁護士

「試験と実務は全然違います。残念ながら試験と実務がつながることはありませんが、実務で法律英語にふれる機会は多いので、専門用語に慣れるという利点はあるかもしれません」

ニューヨーク州弁護士会主催の論文コンテストで優勝した圭さんでも、“一筋縄”とはいかないようです。

▼「読むだけでも大変」・・・NY州の弁護士試験とは?

一口に「弁護士」と言ってもさまざまで、日本とアメリカではその実情が大きく異なります。日本では司法試験に合格すれば全国どこでも弁護士の仕事ができますが、アメリカでは州ごとに試験を実施していて、ニューヨークならニューヨークの、カリフォルニアならカリフォルニアの試験に合格する必要があります。

今年7月に圭さんが受験したニューヨーク州の弁護士試験の合格率は63%。日本の司法試験と比較すると高いように感じますが、一体どんな試験内容なのでしょうか。

樋口弁護士

「ニューヨーク州の法律とアメリカ全体の法律についての試験で2日間にわたって行われ、選択式と論述式がありました。選択式は100問3時間を2回行います。1問の問題がA4用紙の半分程度あるので、問題を読むだけでも大変です。計算すると1問約45秒で解かないと終わりません。論述も4〜5問あり、いわゆる三段論法を使って解いていきます」

専門用語に溢れた大量の問題を早く正確にこなすだけでなく、リーガルマインド=法的思考に基づいた論述を英語で書ききることも求められるのです。

▼来年2月の試験・・・“突破の重要なカギ”は?

樋口弁護士

「7月の試験で一通りの勉強は終わっているし、圭さんも自分の足りない部分はわかっていると思うので、2月の試験までまだ時間がありますから頑張れば受かる可能性はあると思います」

働きながらの勉強や語学の壁など大変な部分も多いものの、合格の可能性はあると話します。

樋口弁護士

「私が受験した時は先輩たちの過去のノートがまわってきました。それを使って自分だけのノートを作って勉強するんです。そういう過去のノートがもらえるかというのも試験を突破する重要なカギの1つだと思います。そこに私たちは語学の壁が入ってくるので合格のハードルは高くなるのですが、小室さんは論文コンテストで優勝するくらい語学に関して優秀だと聞いているので、いかに効率よく勉強できるかだと思います」

ただ、もしも2月の試験も不合格の結果になると厳しい現実が待ち構えています。

樋口弁護士

「事務所も合格前提で雇っていると思うので、もしも2月の試験も不合格だとしたら『明日から来なくていい』と言われる可能性もあります」

ニューヨークで始まる新生活。2月の試験まで4か月を切りました。合格発表は4月頃となり、正式に弁護士として認められるのは早くても6月頃になる見通しです。(14日10:40)