蓮舫民進党、早くも激ヤバ「党内抗争」

蓮舫民進党、早くも激ヤバ「党内抗争」

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「2番じゃダメですよ、この人が」 野党関係者がこう嘆息するのは、9月21日に発足した民進党・蓮舫代表率いる新執行部。なんたることか、事もあろうに、党ナンバー2の幹事長には、あの“ドジョウ”こと元総理大臣の野田佳彦氏が抜擢されたのだ。

「蓮舫さんは、党内に信用できる議員が全然いないんです。頼れる数少ない先輩が野田さんで、断り続ける彼を強引に口説き落として、幹事長への就任を乞いました。しかし、野田さんは2012年、民主党政権を滅ぼした張本人。“なんで、あの人が”という声も多く、シラ党内は早くも白けた空気になっています」(前同)

 新体制にズラリと並んだ名前を見れば、嘆きたくなるのも納得だ。安住淳氏、細野豪志氏が代表代行。大串博志氏が政調会長。馬淵澄夫氏が選対委員長と、野田カラーが色濃い“トモダチ人事”なのである。「ただの“飲みトモ執行部”ですよ。蓮舫と野田さんが飲み友達で、その延長で決まっただけ」と淡々と語るのは、別の野党関係者。

「だからでしょう。代表選時は蓮舫を支持していた赤松広隆元農相も“この人事はないだろ”と、顧問就任の要請を拒否。そして、代表選では対抗していた前原誠司元外相も当然のように、常任顧問の要請を蹴っ飛ばしたんです」(前同)

 そればかりか、「前原さんは、党を割って飛び出す可能性も十分ありますよ。長島(昭久元防衛相)さんを連れてね。“党の半分は持っていける”と見ているんじゃないかな」と、仰天の証言を繰り出すのは、冒頭の野党関係者。万事休す。蓮舫氏は、支持者が呆れ果てるのも納得の“3つのタブー”を犯してしまったという。

 1つは、兼ねてから報じられている台湾との“二重国籍問題”だが、そればかりではない。「もう1つは、その“二重国籍問題”の謝罪についてです。すぐ謝れば良かったものの、シラを切り通して、9月13日、ようやく“台湾国籍も持っていた”と会見で謝ったんです。しかし、実はこの前日の12日は、民進党代表選の“一般サポーター”による投票の締め切り日。取る票だけ取って逃げるやり方は詐欺師さながらだと、激烈な批判を招いています」(前同) 自分だけよければいい、というのは、さすがに間違っているのでは……。

 そして、最後の1つのタブーは、「共産党との共闘路線についてです。代表選が決する前、“共産党との選挙協力は見直す”としていた蓮舫さんですが、自分がトップの座につくや、前言撤回。共産党との共闘路線を明言したんです。これに怒り心頭なのが、前原派、そして民進党の支持団体である“連合”です。連合は共産党を忌避しています。連合の抱える票が全部、前原新党に流れたら、あまりにも大きい痛手です」(同)

 前原新党が結成となれば、民進党という“泥船”を脱した人々の受け皿になるのだろうが、「今、野党はあまりにも脆いです」と進言するのは、ジャーナリストの宇田川敬介氏。「この10月、安倍首相が突発的に解散・総選挙に打って出たら、どうなるでしょうか? 野党が分裂危機にある中、恐ろしいほどの“自民圧勝”になるに違いありません」

 最大野党として“理念”や“政策”を実行していかなければならないのに、これではお話にならない。党内がバラバラで、お家騒動に発展しそうな雲行きなのだ。こんなんじゃ、野党第1党という“2番”の座も危なっかしい!?

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