小池都知事「東京都議選」の“アマゾネス作戦”

小池都知事「東京都議選」の“アマゾネス作戦”

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 6月1日、ついに自民党に離党届を提出し、地域政党『都民ファーストの会』の代表に就任した小池百合子都知事。「これで名実ともに自民党とは袂を分かち、7月の都議会議員選挙に向け、いよいよ全面対決の情勢です」(全国紙政治部記者)

 都議選公示を今月23日に控えたタイミングで離党届を出したことに、自民党の二階俊博幹事長は「東京都民に一番アピールできる時期を狙って考えていたのだろう。目立つことだったら、なんでもなさる」と冷笑。さらに、同日に開会した都議会では、築地市場の豊洲移転問題について自民党議員から「決断が遅い!」などのヤジが飛んだ。国会、都議会を問わず、自民党の面々が今、小池氏に敵意をむき出しにし始めたのだ。

「これまでは“一応、まだ自民党員だから”ということで遠慮していた部分があったが“手加減無用”となったことに加え、豊洲問題の結論の先送りに次ぐ先送りで“小池旋風”が徐々に失速しつつあることも、この自民党の反転攻勢の理由になっています」(前同)

 都議会の“ドン”こと内田茂氏に引退を決意させるなど、向かうところ敵なしだった2月頃と比べると、勢いに陰りが見えてきたことは否めない小池知事。しかし、都議選の投開票は7月2日に迫っている。

 48人にのぼる都民ファーストの公認候補の目玉は、なんといっても17人いる女性候補。「アマゾネス軍団」とも呼ぶべき彼女らの全員が、小池氏の政治塾『希望の塾』出身者だ。「元女子アナ、歌手、弁護士など様々なメンバーがおり、実力は未知数ながら清新な印象を与えやすい。小池氏は、彼女たちを中心に、公認候補を全面的にクローズアップする作戦に出たんです」(民放局政治記者)

 手始めに、6月3〜4日の週末には「ふるい議会を新しく」と題して23区から市部まで、実に15か所を回る“街頭演説ツアー”を敢行。知名度はまだまだの新人候補たちを積極的にプッシュした。

「同時に、都議会自民党への対立姿勢を、現在、首相官邸を揺るがしている言葉を持ち出して“都議会にも忖度政治が存在する”と手厳しく“口撃”。今後は子育て女性の社会参画やシングルマザー支援など、女性候補たちの政策をより取り上げて女性票を固めるなどする一方、“豊洲”は、なるべく有権者に忘れておいてもらう――という戦術を徹底するつもりですね」(前同)

 いよいよ正念場を迎えつつある“小池劇場”。20日に豊洲・築地両立構想を表明したが、はたして都民の“総合的な判断”はどうなる!?

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