選挙満点も豊洲赤点? 小池都知事「1年目の通信簿」

選挙満点も豊洲赤点? 小池都知事「1年目の通信簿」

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 得票数291万2628票の圧倒的勝利ッ!! 2016年7月31日、舛添要一氏の辞職に伴う東京都知事選挙を制したのは、ご存じ小池百合子氏。豊洲移転問題、東京五輪、都議選など、多くの場面で日本中から注目を浴びた“緑のジャンヌ・ダルク”は、都のトップの座をゲットしてから1年間、どのような采配を振るってきたのか? 「365日通信簿」をガチンコ採点してみよう!

 まずは先日、7月2日投開票の東京都議選。定数127人がガラガラポンッ!! 「結果、小池氏が代表の地域政党『都民ファーストの会』が49議席を獲得し、改選前の6議席から都議会第1党に大躍進。公明党ら補完勢力を含めると、計79席を確保し、過半数を大幅に上回りました。自民党は改選前57議席から23議席に大きく落とし、大惨敗。安倍政権の内閣支持率も下落し、26%(毎日新聞=7月23日)となっています」(全国紙政治部記者)

「選挙戦」は5段階評価で文句なしの「5」。

 続いて、築地市場の「豊洲市場への移転問題」。「昨年8月31日、土壌汚染問題が解決できていないとして、小池氏は“移転ストップ”を言いました。豊洲新市場の土地は、東京ガスの豊洲工場跡地。これを当時の都知事・石原慎太郎氏の下、都が不正に取得した疑惑も噴出。都議会の“伏魔殿”たる現状が衆目に晒されました」(前同)

 都政のウミを白日の下にさらしたという意味では満点の「5」と言える。だが、「小池氏が止めなければ、昨年11月から豊洲市場はオープンしていた。当然、それに向けて動いていた築地の業者も多くいたんです。なのに、いまだ開場のメドは立たず、莫大なリース料、採用済みの人件費等の支払いに困窮する人も少なくありませんでした」(前同)

 都は営業補償の総額を90億円台と試算。しかし、去る4月に発表された損失補償金の総額は、たった9億円……ここで評価は「3」に急落。で、築地存置か、豊洲移転かだが、「土壌汚染を解決しようにも、有識者会議は“無害化”は実現が困難と結論づけています。しかしながら、話はウヤムヤのまま。こう着状態です。それにもかかわらず、都議選告示前の6月20日、小池知事は“豊洲は生かす”と言い、時期は未定ながら、豊洲移転にGOを出しました」(同)

 これ、本当に“都民ファースト”? 評価は「1」!! 

 さて、もう一つの課題は、開催まで3年を切った「東京五輪」開催の地ならし。「小池氏は、ボート・カヌー、水泳、バレーボールなど、会場新設の見直しをすべきと提言し、コストカットに着手しました。都民の血税を注ぎ込むのですから。しかし、ボート・カヌー、水泳、バレーボールと、すべて、会場新設が決定してしまいました」(前同)

 惨敗、連敗だ。これらにかかる総経費は1兆8000円億円と莫大な額。小池氏は、経費圧縮と組織委の増収で2000〜3000億円のカットができそうだと言うが、はてさて。期待を込めて、評価は「3」。

 都政2年目はどうなる!?

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