緊急事態宣言発令中「東京の街を歩いてみた」【上野・浅草の動画】

緊急事態宣言発令中「東京の街を歩いてみた」【上野・浅草の動画】

日刊大衆

 2020年4月7日午後に発令された非常事態宣言。3日たった週末金曜日の夕方、気になる上野のアメ横と浅草の浅草寺界隈を訪れてみた。

※動画は「taishu.jp」で

 いまや国際観光スポットとして多くの外国人観光客が訪れるいずれも都内有数の商業地区として定着した感のある盛り場だが、まずは上野のアメ横から。

 上野駅からガード下の横断歩道をくぐってあのアメ横のゲートをくぐっていく。例年ならここら辺りからもう、いかにも外国人観光客とわかる大勢の人々で込み合うはずだが、行きかう人は少ない。いつもなら各商店からの売り声で活気に満ち、前に進むのもままならないぐらいに込み合っていたのがウソのように、静かな通りに変貌していた。

 それでも休まず営業を続ける商店もあるが、まばらに店先を通り過ぎる人にかける呼び声もこころなしかトーンも湿り気味だ。降ろされたシャッターにはコロナによる休業を知らせる張り紙もみられ、改めて非常事態なアメ横を思い知らされるのだった。

 しかしながら、悲嘆にくれ混乱した様子は見られず、逆にマスクを販売する店舗を見かけるなど、むしろこの事態をたんたんと受け入れて忍ぶ、アメ横の人々のたくましさをみた思いがしたのだった。

 一方浅草では、こちらも数か月前に見慣れていた観光客でごった返していた街の様子が一変していた。いつもなら混雑する仲見世通りもほとんどの店舗が閉めており、そのシャッターに描かれる浅草の風物詩のイラストが際立つさながら絵画通りとなっていたのが印象的だ。しかも歩く人も少ないため、ゆっくりと鑑賞できる。

 そのまま仲見世通りに誘われて浅草寺の境内へ進むと、もちろん参拝客はまばらだった。いつもなら世俗の人々の願いや思いで満たされたであろう聖地も、皮肉にもこの時期ばかりは本来の清涼と静寂を取り戻していたようである。次にそのまま境内を抜け周辺の盛り場へ足を運んでみると、案の定シャッターの続く人もまばらな光景となっていた。

 日本の街に再びにぎわいが戻るのはいつの日か、今は非常事態が通常事態に戻ることを切に願わずにはいられない。

https://youtu.be/WF9HgrCiLmI

関連記事(外部サイト)