公訴時効2日前、木村花さん侮辱容疑の男を書類送検…「他の誹謗中傷見て自分も投稿」

 フジテレビの番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラーの木村花さん(当時22歳)をツイッターで中傷したとして、警視庁は5日、福井県に住む30歳代の男を侮辱容疑で東京地検に書類送検した。男による書き込みは昨年4月8日に行われ、侮辱罪の公訴時効(1年)2日前の立件となった。警視庁は、時効が近づく他の悪質な投稿についても捜査している。

 発表によると、男は昨年4月8日、木村さんのツイッターの投稿に「死ねやくそが」「きもい」などと4回にわたって書き込み、木村さんを公然と侮辱した疑い。調べに対して容疑を認め、「(木村さんへの)誹謗(ひぼう)中傷が多く投稿されているのを見て、自分も投稿した」と供述している。

 木村さんは昨年3月末、試合で使う衣装を誤って洗濯した共演男性に怒りをぶつけるシーンがインターネットに配信された直後からSNSで多数の中傷を受け、同5月に自殺した。警視庁は同12月、中傷の書き込みをしていた大阪府の20歳代の男を侮辱容疑で書類送検。その後、プロバイダー責任制限法に基づく手続きなどで悪質な投稿者の特定や損害賠償請求訴訟を進めている木村さんの母・響子さん(44)の弁護士から、福井県の男について情報提供があったという。

 響子さんは5日、「時効が迫る中で動いてくださった各機関の皆様に感謝します」とのコメントを出した。

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