疫病終息の願いを込めて「マンボウ」公開…まん延防止措置受け3回目

疫病終息の願いを込めて「マンボウ」公開…まん延防止措置受け3回目

「疫病除けマンボウ」(和歌山市で)

 江戸時代に疫病の終息を願って作られた木版画「疫病除(よ)けマンボウ」(紙、縦約23センチ、横約34センチ)の展示が4日、和歌山市立博物館(和歌山市湊本町)で始まった。終息の兆しが見えない新型コロナウイルス感染拡大を受け、3回目の公開となった。5月5日までの予定。

 版画は、魚のマンボウの全身が描かれ、両脇に「疫病除ケ」「一丈五尺(約4・5メートル)」などと書かれている。同館が以前から所蔵していたもので、新型コロナの終息を願って昨夏と昨年12月〜今年3月に2回公開。新型コロナの感染再拡大で大阪、兵庫、宮城の3府県で今月5日から「まん延防止等重点措置」が適用されることから、3回目の展示を決めたという。

 同館の男性学芸員(42)は「いつの時代も病がはやれば何かにすがりたくなる。珍しい巨大マンボウが網にかかったので、験を担いだのではないか」と推測する。

 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)、月曜休館。入館料は大学生以上100円、高校生以下無料。問い合わせは同館(073・423・0003)。

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