アストラ製ワクチン、JCRファーマが原液の出荷開始

 英製薬大手アストラゼネカは6日、新型コロナウイルスワクチンで使う原液の生産を委託しているJCRファーマ(兵庫県)が、3月末までに原液の出荷を始めたと発表した。出荷された原液は、第一三共(東京)とKMバイオロジクス(熊本県)が、成分調整や容器への充填(じゅうてん)など「製剤化」と呼ばれる作業を行う。

 オンラインで行った記者会見で明らかにした。

 アストラゼネカは今年2月、ワクチンの製造・販売の承認を厚生労働省に申請している。現在審査中で、承認され次第、ワクチンの供給を始める。

 アストラゼネカのワクチンは冷蔵で保存でき、他社の製品と比べて管理しやすい。日本政府と1億2000万回分のワクチンを供給する契約を結んでいて、このうち9000万回分以上を国内で生産する計画だ。

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