四つ葉以上が育つ、超幸運のクローバー…神社に奉納「多くの参拝者がしあわせに」

 見つけると幸運が訪れるという四つ葉のクローバーを栽培している埼玉県加須市の鈴木一男さん(68)が15日、栃木県日光市山内の日光二荒山神社を訪れ、四つ葉以上の多葉クローバーが育つ約20株を奉納した。鈴木さんや神職らは「多くの参拝者がしあわせな気持ちになってほしい」と願い、樹齢700年を誇るスギのご神木周辺に移植した。

 元銀行マンの鈴木さんは、自宅でクローバーを育てて10年近くになる。49歳で早期退職し、元同僚と保険代理店を開業。5年ほどして「56枚葉のクローバーが発見された」という新聞記事を読み、「気にも留めなかった雑草も人を笑顔にできる」と栽培の研究を始めた。

 近所の公園などで四つ葉のクローバーを見つけては持ち帰り、自宅の庭に植えた。当初は三つ葉ばかりだったが、5年ほどすると八つ葉や九つ葉も育った。東日本大震災の被災地や高齢者施設に四つ葉のクローバーを押し葉にしたカードを贈ると喜ばれた。

 地元のタウン紙やテレビで紹介され、講演会やカード作りのワークショップの依頼が増え、2016年に「幸せのクローバー会」を設立。現在は加須市観光大使のほか、地元のこども食堂を支援するボランティア活動にも取り組んでいる。

 日光二荒山神社の斎藤芳史権宮司(68)は「東京五輪開催の記念を検討していたところ、鈴木さんから奉納されることになった。新型コロナ収束後、多くの人がクローバーを見てしあわせになってほしい」と話していた。

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