450年ぶり「お屋形さま」復活、城好きの春風亭昇太さん襲名

450年ぶり「お屋形さま」復活、城好きの春風亭昇太さん襲名

杉本知事(右)から委嘱状を授与された春風亭昇太さん(福井県庁で)

 国特別史跡・一乗谷朝倉氏遺跡(福井市)をPRしようと、福井県は、城好きとして知られる落語家の春風亭昇太さんに「一乗谷朝倉氏遺跡名誉お屋形さま」を委嘱した。

 同遺跡は日本遺産に認定されており、2022年には近くに新しい博物館の開業を控えている。昇太さんは、テレビ番組で同遺跡を紹介したり、県の学芸員と対談したりするなど造詣の深さで知られ、県が委嘱を決めた。

 昇太さんは8日に県庁で開かれた委嘱式にオンラインで出席。杉本知事は、織田信長と敵対して敗れた当主・朝倉義景が「お屋形さま」と呼ばれていたことに触れ、「一乗谷のお屋形さまは実に450年ぶりの復活だ」と期待を寄せた。

 昇太さんは「一乗谷城や町並みがセットで残る希有(けう)な遺跡で、ファンとしてもうれしい」と応じた上で、「私は着物を着る商売なので、朝倉氏の紋が入った着物を着て、いろんなところで落語を披露したい」と意欲を見せた。

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