ヒノキの羽広げコロナ終息願う…伝統の「鷺舞」奉納

 国重要無形民俗文化財の神事「津和野弥栄神社の鷺舞(さぎまい)」が20日、島根県津和野町後田の弥栄神社で奉納された。

 京都・八坂神社を起源とし、山口に伝わっていた鷺舞を1542年、津和野城主が疫病を鎮めるために始めたとされている。

 この日、津和野町では最高気温が県内で最も高い35.3度を記録。昨年に続いて無観客となった境内では、雌雄一対の鷺役2人が、お囃子(はやし)に合わせてヒノキ製の白い羽を広げるなどして舞い=写真=、新型コロナウイルスの終息を願った。

 「弥栄神社の鷺舞保存会」の栗栖志匡(ゆきまさ)会長(65)は「無観客は残念だが、伝統をしっかり継承していきたい」と話した。

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